デルが8型と10型のAtom x版Winタブを11月発表か、4GB RAMとワコム製ペン搭載、上位機はフルHD超液晶に3Dカメラも

橋本 新義(Shingi Hashimoto)
橋本 新義(Shingi Hashimoto)
2015年09月14日, 午後 04:44 in cherry trail
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Surface対抗4K液晶Winタブ『XPS 12』を10月発表か? という激アツなウワサが出てきたデルですが、さらに11月にはAtom xシリーズ搭載のWindows 10タブレットとして2シリーズを発表するとの情報が出ています。

構成は8インチ液晶版『Venue 8 5000』と、10.1インチ液晶版『Venue 10 Pro 5000』。噂される仕様では、SoCの強化に加えてメインメモリの4GB化、合体式キーボードをオプションで用意するなど、昨今のWinタブトレンドに準じたアップデートが特徴となりそう。

またVenue 8 5000は、なかなか出てこなかった「標準的な8インチWinタブのAtom x版」となりそうなモデルであるため、価格にも期待できそうです(ただし残念ですが、現時点では価格情報がありません)。



新Venue Proシリーズ情報元は、新XPS 12と同じくドイツのガジェット情報サイト『GIGA』。これら2モデルの資料画像に関しても、やはりデルの資料で見られる文章のクセなどが確認できるため、XPS 12と同じく確度は高いと考えられます。

さて、Venue Proは、デル製タブレットの中でも上位に位置するシリーズ。機能的にはAtom搭載ということもあり比較的ベーシックですが、大企業などで導入しやすい管理機能を備えるのが特徴。
両シリーズとも現行モデルとして、Atom Z3000シリーズ(いわゆるBay Trail世代)を搭載したモデルがあるため、基本的にはモデルチェンジとなります。


8インチモデルのVenue 8 5000は、SoCとしてCherry Trail版のAtom x5-Z8500(4コア、基本クロック1.44GHz、バースト時最大2.24GHz)を搭載。現行モデルはAtom Z3745D(4コア、基本クロック1.33GHz、バースト時最大1.83GHz)なので、動作クロックは順当に向上。

Atom xシリーズの特徴であるグラフィックスを担当するGPUが大幅に高速化された点と合わせ、CPUとGPUともに性能向上が図られています。なおAtom xの特徴に関しては、下記記事を参照ください。

Atom xシリーズ正式発表。低価格スマホ用SoC x3と現行モデル強化版 x5 / x7、2015年前半から製品登場

一方で、本体サイズは縦長状態で130×216×8.95mm(幅×高さ×厚さ)、重量は400グラム未満と、現行モデルとはほぼ変わらなさそうです。

SoCと並ぶ強化点の1つは液晶パネル。現行モデルは1280×800ドット対応のみでしたが、5000では上位モデルとして1920×1200ドット版も加わります。両解像度ともにダイレクトボンディング(オプティカルボンディング)加工でコントラストを向上させた点も特徴です。

現行モデルは、Winタブとして安価ながらペン入力対応モデルとしても話題となりましたが、ここが継承される点も嬉しいところ。ちなみに上位モデルであるXPS 12と違い、こちらはワコム製と明記されています。



メインメモリは4GB。Windows 10は64ビット版を搭載します。現行モデルは2GBと32ビット版だったため、ここも大幅な強化点となります。とくにAtom系のWinタブは本格的に使うとメインメモリ不足がネックだったため、実用性は大幅に増しそう。なお、ストレージ容量は現状では不明です。

Wi-Fiは802.11ac対応。解説文に「2×2」の文字もあることから、最高866Mbps対応と思われます。加えてLTEモデムのオプション搭載も可能。現行モデルで評価の高いSIMフリーモデルの続投が期待できそうです。

専用周辺機器として、キーボードドックも用意。Windows 10が持つタブレットとデスクトップモード自動切り替え「Continuum」(コンティニュアム)もサポート。さらにmini DisplayPortとHDMI、VGA(D-sub 15ピン)映像出力、有線LAN(1000BASE-T)などを搭載するドッキングステーションも用意される模様。

また、Venue Proはビジネス向けモデルレベルのデータ保護機構を売りにしていますが、ここは5000シリーズでも継承。デルのデータ保護+管理機構であるDDPE(Dell Data Protection Encryption)をはじめ、TPM(Trusted Platform Module)の搭載などがなされています。



10.1インチフルHD液晶モデルのVenue 10 5000は、ファンレスで薄さ10mm以下の本体が特徴。本体素材はマグネシウム、液晶保護ガラスはコーニング製と、耐久性の高さもアピールします。

SoCはAtom xシリーズですが詳細は不明。一方でメインメモリは4GB、ストレージは最大128GBと記載されています。メインメモリに合わせて、こちらもWindows 10は64ビット版。

カメラは前面が200万画素、背面は800万画素。8 Proと同じくオプションと思われますが、Windows Hello対応の3Dカメラにも対応します。



その他の特徴は8 Proに準じたものとなっており、ペンはワコム製のFeel ITベース。802.11ac(2×2)に対応するWi-FiおよびオプションでのLTEモデムの搭載、オプションとして合体式キーボードとドッキングステーション(Latitude Trabel Dock)を用意する点も共通。デルのデータ保護+管理機構であるDDPEやTPMといったセキュリティ機能も8 Proと共通です。


このように、Venue Pro 5000シリーズは、ワコム製ペン対応やLTEモデムオプションをはじめとする現行モデルの特徴を継承しつつも、心臓部をAtom x+Win 10世代の水準へと順当にアップデートした印象のモデル。

とくに8 Pro 5000は、これまでのAtom xシリーズ搭載機では(悪い意味で)予想外だった価格の面でも健闘してくれそうな印象があります。昨今ニュースの少なかった8インチWinタブを活性化する存在として、大きく注目できるモデルでしょう。
 
 

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