クーラーマスターが珍製品を一挙発表。ドライバー交換式ヘッドセットMasterPulse、センサ可動マウス、合体式ノートPCスタンドなど

橋本 新義(Shingi Hashimoto)
橋本 新義(Shingi Hashimoto)
2015年09月15日, 午後 11:05 in cooler master
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9月15日、台湾のPC周辺機器メーカーであるCoolerMaster(クーラーマスター)が秋葉原で新製品発表会を開催しました。主役となったのは9月18日発売予定の自作PCケース『MasterCase 5』ですが、それ以上に興味深いのが、参考出展された周辺機器。

中でも注目は、ケーブルやイヤーパッドのみならず、ドライバーユニット(振動版部)までも交換可能なヘッドセット『MasterPulse』と、光学センサーの位置を上下(長辺方向)にスライドでき、操作フィーリングを調整可能なマウス『MasterMouse Maker』です。



MasterPulseは、ワイヤレス(Bluetooth)とワイヤード兼用、ノイズキャンセリング機能搭載のアラウンドイヤー(耳覆い)タイプヘッドセット。ぱっと見ではマイクなしのヘッドホンに見えますが、マイクも内蔵します。



特徴はカスタマイズ性の高さ。ケーブルやイヤーパッドにバリエーションを用意するヘッドセットはいくつか出ていますが、ヘッドセット(とヘッドホン)の心臓部であるドライバーユニットが交換可能という構造は非常に珍しいもの。こうした事情を受けてか、発表会での説明には「ドライバーユニットすら取り外し可能」と紹介されています。



本体自体が参考出展のため、交換用ドライバーについてはまだ予定の段階ですが、一例としては、いわゆる「音楽観賞用」や「ゲーミング用」といった周波数特性の異なるドライバーを用意。従来はイコライザー(音質調整)レベルでカスタムしていた音質調整を、より効果の大きなハードウェアレベルで行う......といった構想があるとのこと。

また、標準添付版より大きな口径のドライバーを装着してのアップグレードも考えているようです。



実際の構造としては、ドライバー部は本体の外装とは独立したカバーで覆われており、本体とは4接点のポゴピン的端子で接続されます。なおこのモジュラー設計は「our patneted」、つまり特許を取得しているとのこと。



また、展示された標準のドライバーユニットには「COAXIAL DIAPHRAGM DUAL DRIVER」と記載されていたことから、同軸2ウェイ的な動作をする仕組みと思われます。
このことから標準ドライバーユニットの時点で、ある程度音質を重視した設計となっている模様。凝った構造と合わせて、ヘッドセットとしては比較的高級なモデルとなりそうです。



またイヤーカップ(イヤーパッド:耳当て)部の交換も、標準モデルとなる密閉性重視のPU(ポリウレタン)レザー製に加え、夏場でも蒸れにくいメッシュバージョンなど、実用性も考慮したバリエーションが用意される予定。



これだけでも十二分に特徴的ですが、さらに他の機能としては上述した内蔵マイクやアクティブノイズキャンセリング機能に加え、ソフトウェアフリー(MasterPulse本体に内蔵された)簡易イコライザーなども用意。





左右外装の周辺には「CHAT」や「AUDIO」「BASS」「TREBLE」といったボタンが用意され、底面側にはUSB端子や音量ボタンを装備。さらに機器側のリモコンとなる再生や停止ボタンも配置されています。



MasterMouse Makerはスライドだけの紹介となりましたが、マウスのセンサー部を前後(長辺側)にスライド可能な構造「SlideSensor Technology」が特徴。

数々のマウスを渡り歩いているEngadget読者はおわかりでしょうが、マウスのセンサーが指先側にあるか、それとも手首側にあるのかといった要素は、意外なほど強くマウスのフィーリングを左右します。スライド構造はこうした操作感覚を調整するための機能です。

さらにパームカバー、つまり外装も手触りの異なるバリエーションを用意。標準ではグリップを重視したざらつき感のある塗装ですが、交換用としてすべすべした触感のモデルを用意します。

合わせてケーブルの交換も可能。マウスを動かした際の抵抗感に影響する、固さの異なるバリエーションなどを用意し、たとえばゲーム用とビジネス用での使い分けや、気分によって操作感を変えるといった、多彩なカスタマイズを実現します。





加えて、​同じコンセプトのノートPC置き台『MasterPal Maker』も展示。置き台兼パームレスト部やUSB接続の冷却ファン、ヒンジ部のUSBハブなどが脱着、交換可能なデザインとなっており、角度変更機構などと合わせて6ポジションでの置き方が可能とアピールします。



クーラーマスターはこれら製品の統一コンセプトとして『Customize. Adjust. Upgrade』(カスタマイズ自在、調整自在、アップグレード自在)を提唱しますが、確かにこれらの製品は、従来見られなかったほどの「深い」設定機能を搭載したものと呼べるでしょう。

今回は参考出展扱いということもあり、発売までにはある程度時間が掛かりそうですが、その飛び抜けたユニークさからも、一刻も早い発売を期待したくなるモデルです。

 

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