「50ドルタブレット」とのウワサが話題となっていたAmazonの低価格タブレット『Fire』。日本では標準価格こそ8980円ですが、販売キャンペーンを利用すれば実質4980円となる手頃さから、早くも話題となっています。

しかし、それに輪を掛けて面白いのが米国版。標準価格は噂通り49.99ドルですが、なんと「6個セットでお値段5個分」という、お昼の主婦向け通販番組もかくやなセット割引を実施しています。とてもタブレットには見えない紙袋風パッケージと合わせて、安価さをさらに活かす販売戦略と呼べそうです。



ただし実際の販売は、6個セットの購入ページがあるわけではなく、クーポンコードによる割引き。amazon.comでFireを6台注文し、クーポンコードを入力すると1台分が割引きされるというシステムです。
Amazon側はこのキャンペーンに「the Buy Five, Get One Free offer」というストレートな名称を付けています。

さて、このキャンペーンで購入すると5台で249.95ドルになるわけですが、これは奇しくもiPad 1台分より安いお値段(iPadで最安価なmini 2 Wi-Fi 16GB版の米国価格は269ドル)。「iPad 1台分で6台買えます」と聞くと、不思議とお得感が増すようにも聞こえます。



なお、Fireの基本的な仕様は1.3GHz動作の4コア版SoCで、メインメモリは1GB。ストレージは8GBと少なめながら、1024×600ドット表示ながらIPS駆動の液晶パネルなど。コストを掛けるべき箇所には上手に掛けて、上手くバランスを取った印象を受けるものです。詳しくは、下記の速報記事を参照ください。

速報:Amazonが新型7インチタブレット『Fire』発表、プライム会員体験登録と同時購入で実質4980円



また米国では、子供用に頑丈なケースと保証を付けた『Fire Kids Edition』も同時に販売されています。価格は99.99ドルと、標準モデルの2倍以上です。
もちろんこの価格には理由があり、付属するケースは『Kid-Proof Case』と名付けられた柔らかくかつ頑丈な仕様。また保証のほうも、2年の間はいかなる故障でも無条件での新品交換が可能という、非常に強力な『2-Year Worry-Free Guarantee』です。



それを示すように、キャッチも「If they Break it, we'll replace it.No questions asked.」と、本体よりも保証にフォーカスしたものとなっています。



Amazonの他の製品にも見られますが、Fireもこのように、米国では日本よりもユニークな販売戦略を打ち出しています。とくにKids Editionは、日本でも販売してほしいという方は多そうなモデル。願わくば、日本でもなんらかの展開を期待したいところです。