アップルが Apple Watch 初の大規模ソフトウェアアップデート watchOS 2 の提供を開始しました。

新しく加わったのは、世界各地を撮影したライムラプス文字盤や、時計を見るたびに写真が変わるLive Photos、デジタルクラウンを回して過去や未来が覗けるタイムトラベル、新アニメ絵文字、マップ・Siri・ワークアウト・ミュージックなど全般の機能強化と改善。

またアップル以外のサードパーティーがネイティブSDKを使えるようになり、アップルウォッチ側のセンサ活用、iPhoneが近くない場合の単体動作、文字盤に組み込めるコンプリケーションの作成ができるようになりました。



watchOS 2 はアップウォッチ初のメジャーアップデート。9月9日のスペシャルイベントでは「9月16日提供」とされていましたが、微妙に遅れての配信開始になりました。

前回のバグフィックスアップデートを経験したApple Watch ユーザーはご存知のとおり、アップデートにはいくつか条件があります。

・iPhoneをWiFiに接続していること
・Apple WatchとiPhoneが無線接続していること
・Apple Watchのバッテリーが50%以上あり、かつ充電中であること

アップルウォッチのバッテリーを信じて充電器を自宅に置いている人は要注意です。

アップデートの容量は500MB程度。しかしiPhoneから Apple Watch へ転送して適用するため、かなり時間はかかります。



主な新機能はユーザー向けの機能強化と、サードパーティーがウォッチネイティブのアプリを作れるようになったこと。

・香港、ニューヨーク、上海、パリ、ロンドン、マック湖のライムラプス動画文字盤
・手首を挙げるたびに写真が変わる Live Photos
・デジタルクラウンを回して過去・未来の情報が分かるタイムトラベル (従来の「ソーラー」や「アストロノミー」文字盤で日の出・日の入りや、天体の運行が分かるようなあれ)
・ナイトスタンドモード。目覚まし時計化
・文字盤カスタマイズに9つの新色。マルチカラーモジュラー文字盤追加
・サードパーティーアプリのコンプリケーション追加 (天気予報やタイマーのように、文字盤に追加できる情報表示&ボタン)

・アクティベーションロック。Apple Watch のアクティベーションに Apple ID とパスワードを要求して、盗んだ Apple Watch などの不正利用防止。

・Siri の強化。特定グランスや特定ワークアウトを直接開始、経路検索の指示
・FaceTimeオーディオ通話、メール返信
・HomeKit対応アプリと機器で、家電のリモコン操作

・アクティビティとワークアウトの改善。iPhone側のアクティビティリングやワークアウトデータの共有。サードパーティー製アプリでワークアウトしたデータの取り込み。ワークアウトデータの自動保存、進捗の共有など。

・コンタクトボタンを押して表示されるクイックアクセスに12人以上足せるように。Watchから追加、グループ化。
・ウォッチユーザーどうしで使えるスケッチで複数の色が使用可能に


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