キヤノンは、有効約1800万画素のCMOSセンサーを搭載したミラーレスカメラEOS M10を発表しました。

APS-Cサイズの撮像センサーを採用するキヤノン製ミラーレスカメラ『EOS M』シリーズのうち、現行機種EOS M3の下位モデルとして新たに追加するエントリーモデル。上方向に180度までチルトするタッチ式液晶モニターや内蔵ストロボなど、上位機種と共通の機能を多く備えています。


EOS M3との最も大きな違いは撮像センサーの画素数(EOS M3は有効2420万画素)とAF性能。本機に搭載している『ハイブリッドCMOS AF II』は位相差AFとコントラストAFを組み合わせて合焦の高速化を図る機能ですが、AFの追従性と合焦速度はEOS M3に譲ります。これは撮像面上に配置された位相差AF用の画素がEOS M3より少ないため。

そのほかの性能面はEOS M3をほぼ踏襲。液晶モニターは104万ドットの3型、連写速度は約4.2コマ/秒、測距点は49点、映像エンジンはDIGIC 6、常用感度はISO100~12800。

自分撮りモードのほか、お気に入りの撮影パラメータを6つまで保存できるクリエイティブアシストやNFCを引き続き搭載しています。

発売は11月。オンラインショップの直販価格はボディのみが4万3000円、標準ズームEF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STMをセットにしたレンズキットが5万8000円、レンズキットにパンケーキレンズEF-M 22mm F2 STMを加えたダブルレンズキットが7万2000円、標準ズームに望遠ズームのEF-M 55-200mm F3.5-6.3 IS STMを加えたダブルズームキットが8万3000円。

下位機種ということで外観にEOS M3ほどのごつさはなく、グリップもなくなっており、どちらかといえばEOS M2以前に近いイメージとなっています。

撮像センサー以外のスペックや撮影機能は多くの点でEOS M3に迫りますが、機能面での違いとしてAF性能に差がつけられました。AFの合焦速度は使い勝手の面で違いを感じやすい部分なので、実使用上の印象は体感できるレベルで違うはずです。

専用アクセサリのフェイスジャケット(上)とグリップ(下)。絵柄やカラーは複数用意しています