TVゲームのような「対ドローンライフル DroneDefender」発表。電波でドローンやラジコンヘリなどを撃退

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2015年10月15日, 午後 08:00 in battelle
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オハイオ州コロンバスの技術企業 Battele が電波でドローンを落とすライフル DroneDefender を開発しました。人に危害を加える兵器でないため、一般人でも扱うことができます。
 
 Battele が開発したのは ISM 帯という一般に使われる電波を発するライフル銃のような指向性アンテナ。想定する標的はドローンやラジコンの飛行機/ヘリなどで、Battele は「脅威となる飛行物体を確実に無効化できる」として、要人の官邸や政府機関、学校、スタジアムなど人の集まる場所での使用に効果を発揮するとしています。

DroneDefender の使い方は標的に狙いを定め、トリガーを引くだけ。コールドスタートでも0.1秒で使用可能というその電波銃は、WiFi や GPS などの通信を阻害し、標的をその場に落とします。またバッテリーで動作可能で、連続で約5時間の使用が可能とのこと。
 
 
DroneDefender の重さは約4.5kg。一般的なライフル銃と同程度の重さです。400m ほどの射程距離があり、ドローンやラジコンなどの飛行範囲はほぼカバーできそうです。

最近は米国で刑務所の塀を越えてドローンが侵入し、囚人にドラッグを運搬するといった事例がありました。またイスラム国が屋外のコンサート会場など大勢の人が集まる場所でドローンを使ったテロを計画しているというニュースもありました。

これからは DroneDefender のようなドローン撃退道具もいろいろ開発されるようになるのかもしれません。

なお国内では8月、警察庁がドローン対策を含むテロ対策推進のために29億円の予算を概算要求しています。ただ、2016年の伊勢志摩サミットではドローン対策用としてネット発射装置を導入する計画としており、その射程距離がどの程度あるのかが心配です。(警察庁はサミットの警備に電波妨害装置も使うとしています)

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