8万円のSIMフリースマホ、HUAWEI Mate Sインプレ。一見強気な価格だが、本体仕上げなどは相応の高級感あり

小口貴宏(Takahiro Koguchi)
小口貴宏(Takahiro Koguchi), @TKoguchi787
2015年11月27日, 午後 01:59 in huawei
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HUAWEIはSIMフリースマートフォン Mate Sを12月4日に発売します。

価格は実売7万9800円と、一般的な国内SIMフリー端末としてはお高め、言い換えればかなり強気な印象も受けます。しかし、高級感は価格相応となっており、最薄部2.65mmのフルメタルボディに、2.5Dラウンドエッジ加工のゴリラガラス4、指関節でのタッチを区別するジェスチャー機能など、作りこみはミドルレンジクラスまでのSIMフリー機とは一線を画します。実機インプレをお届けします。


HUAWEI Mate Sの主な仕様は、ファーウェイ独自開発のHisilicon Kirin 935 オクタコアCPU(2.2GHz + 1.5GHz big.LITTLE)、5.5型フルHD(1920 x 1080)有機EL、3GBのRAM、32GBのストレージ、microSDXC 128GB対応のカードスロットなど。

メインカメラは1300万画素(F2.0 / 光学式手ぶれ補正 / 4色RGBW対応イメージセンサー / 2色フラッシュ)、インカメラは800万画素でソフトライトLEDフラッシュ搭載。

バッテリー容量は2700mAh。本体サイズは75.3 x 149.8 x 7.2mm。質量156gです。



Mate Sを手に持つと、まず薄さに驚きます。厚さは7.2mmですが、背面が弧を描くかまぼこ型となっており、エッジの最薄部は2.65mmしかありません。この形状が手にフィットし、体感的にはそれ以上に薄く感じます。参考までに、同じ画面サイズのiPhone 6s Plusの厚さは7.3mmですが、背面は平たい形状。これでも十分に薄いと感じるのですが、Mate Sはそれ以上に薄く感じます。



カバーガラスには破損抵抗性の高いコーニングのゴリラガラス4を採用。エッジには2.5Dと呼ばれるラウンドエッジ加工が施されています。これにより光沢を増し、高級感を高めます。



背面には指紋センサーを搭載します。触れるだけでロックを解除できるエリア式です。この指紋センサーは、指紋認証だけでなくタッチパッドとしても使えるのが特徴。指で上下になぞって通知領域を表示、左右になぞってホーム画面のスクロールなどが可能。長押しすればカメラのシャッターを切ることができ、これはセルフィーの撮影時に便利です。



ナックルセンス機能も大きな特徴です。これは指先タップと指の第二関節の骨の部分でのタップをセンシングで区別する技術。Mate 8はこれをジェスチャー操作に利用しており、例えば、関節で2回「ノック」してのスクリーンショット撮影や、2本指のダブルノックによる画面全体の動画キャプチャーなどが可能です。



また、指の関節でアルファベットを描くことで、任意のアプリを起動することも可能。起動アプリによってアルファベットが割り振られており、Cでカメラが起動、Mで音楽アプリが起動するといった具合に動作します。もちろん、起動するアプリは設定で簡単に変更できます。

例えばブラウザを表示していても、アルファベットを描くだけで指定したアプリに切り替わるのは便利です。



流行のセルフィに対応して、フロント側にもソフトLEDフラッシュを備える点も特徴。これにより、明るい自撮り写真を撮影可能です。



8万円という強気の価格設定のHUAWEI Mate Sは、高価格帯というだけあり、デザインや機能にメーカーの個性が強く反映された仕様。細かい機能の作りこみも大手キャリア向けのフラグシップ機並みで、一般的なSIMフリースマホとは一線を画す高級感を備えています。
ただ、キャリアの旗艦モデル(例:Xperia Z5)と直接比べると、価格差がないわりに、防水防塵やワンセグ・フルセグ、おサイフが使えないといった、基本装備の点におけるデメリットも散見されます。

国内SIMフリー機は低価格な格安SIMでの運用が主流で、本体の売れ筋も3万円台が主流と言われるなか、Mate Sは作りこみと高級感は相応なものの、約8万円というのは高価格であることも確か。こうした点が消費者に受け入れられるのか、今後の売れ行きに注目したいモデルです。

 

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