手作業に比べて40倍以上の効率で農薬散布。DJI初の農業用ドローン『Agras MG-1』発表

Chihiro Kawatsura
Chihiro Kawatsura
2015年12月2日, 午前 08:00 in Agras MG-1
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DJIは、同社初となる農業向けドローン『Agras MG-1』を発表しました。1時間に7~10エーカー(約2.8~4ヘクタール)の面積に農薬を散布でき、手作業より40倍以上も効率的な農薬散布を実現するとしています。

まずは中国と韓国で先行販売し、その後は他の国でも発売する予定です。なお、日本での発売時期、価格ともに未定です。

『Agras MG-1』は、コンパクトに折りたためる8個の回転翼を備えた農薬散布用のドローン。10kgの農薬を積載可能で、最高秒速8メートルで飛行しながら農薬を散布します。飛行中に速度が変化しても農薬を噴射する勢いを自動で調整するので、風圧によりうまく散布できないという事態も防いでくれます。

DJI独自のフライトコントロールシステムとマイクロ波レーダーも搭載し、地形をセンチメートル単位まで細かくスキャンしながら飛行する賢い機能も備えています。この機能により、農作物との距離を一定に保ちながら飛行、均等に農薬を撒くことができます。



また、積載する農薬の補充、もしくはバッテリー充電のために散布を中断して帰還した際に、最後に記録した場所へ再び飛行し、農薬散布を再開する「インテリジェントメモリー」機能も搭載します。

ほかにも、同製品と専用リモコンなどと長距離でもリアルタイム通信可能なシステム「DJI Lightbridge 2」を内蔵。専用リモコンで同製品をマニュアル操作するのはもちろん、リモコンに設置されたパネルでバッテリー残量や飛行高度といったフライトに関する情報も確認できます。

日本でも発売されれば、人手の少ない農家の負担を減らすことができるでしょう。早期の国内発売が期待されます。
 
 

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関連キーワード: Agras MG-1, DJI, DJI Lightbridge 2, drone
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