慶應義塾大学医学部の「不整脈・脳梗塞早期発見プロジェクト」は、国内初となるiPhoneアプリを使った臨床研究を開始しました。その一環としてiOS用アプリ『Heart & Brain』をリリース。価格は無料で、対応OSはiOS 8.0以降となっています。

『Heart & Brain』は、不整脈・脳梗塞の早期発見・予防を目的とした臨床研究用アプリです。iPhoneやApple Watchなど高性能センサーを搭載したデバイスから取得した健康データを解析することが、病気の早期発見につなげられるかどうかを検討するとのこと。なお、アプリ開発には医学研究用にAppleが提供しているソフトウェアフレームワーク「ResearchKit」が活用されています。

アプリユーザーは生活に関する質問に回答したり、iPhoneのセンサーを使って顔面の運動や小脳の働きなどを検査することで、研究に協力できます。研究の対象は、20歳以上で日本に在住している人で、所要時間は20分程度とのこと。収集したデータは個人が特定されない形で保存されるといいます。

スマートフォンが健康診断ツールとして使えるようになれば、病院に行かずともセルフチェックが可能になり、自分でも気付かなかった病気の早期発見につながるでしょう。iPhoneユーザーの方は、研究に協力してみてはいかがでしょうか。