CES 2016より。オーディオテクニカがアナログレコードプレーヤー AT-LP60-BT を発表しました。特徴は Bluetooth 機能を備え、スピーカーやヘッドホンにワイヤレスで音を飛ばせるところ。


AT-LP60-BT はベルトドライブ方式を採用したフルオートプレーヤー。出力は Bluetooth の他には3.5mステレオミニのアナログ出力端子を搭載し、スイッチでヘッドホン出力とライン出力を切り替え可能。ライン出力の場合は付属のステレオミニ-RCA変換ケーブルを使います。

回転数は 33 /45rpm に対応。フルオート機なので再生ボタンを押すだけで自動的にトーンアームが動いて再生をはじめます。ほか一時的に再生を停止するリフトスイッチ、7 /12インチ切り替えスイッチなどを備えます。
 
 
Bluetooth 3.0 Class 2 に対応し、約10mの範囲にある対応スピーカーやヘッドホンにワイヤレスで音声を届けます。プロファイルは A2DP、コーデックは SBC。登録可能な Bluetooth 再生機器は最大8台まで。

プラッターはアルミ製。大きさは幅360 x 奥行356 x 高さ97.5mm、重さ2.98kg。本体カラーはブラック・ホワイト・ネイビーの3色をラインナップします。

米国での発売は今月から。価格は179ドル(約2万1000円)。

テクニクスが DJ 垂涎の名機を本来のハイエンドオーディオとして復活し、ソニーがハイレゾ変換機能を与えたターンテーブル。これらが機器単体で(CDよりダイナミックレンジの狭い)ビニール盤に収められた音を隅々まで搾り取ろうとするのに対して、オーディオテクニカは Bluetooth 対応で利便性の高さをアピールします。ひとりで使うのであれば Bluetooth ヘッドホンやお気に入りの Bluetooth スピーカーで再生ができ、家族で聴くならリビングにある Bluetooth 対応のサウンドバーも使えます。

アナログレコードが本当の意味で復権してふたたび日常的に手にするメディアとなれば、カジュアルなユーザーに重宝するのは AT-LP60-BT のような手軽さを備えるプレーヤーなのかもしれません。

ちなみに Bluetooth 対応のアナログレコードプレーヤーは AT-LP60BT が初めてではありません。たとえば Ion Audio などはすでにこうした製品を扱っています。