Internet Archive では、4amから提供されたマイナーなソフトからメジャータイトルまで、あらゆるソフトをインターネット環境とブラウザーさえあれば再び利用可能としました。ブラウザーで動作させるためには、エミュレーターソフト MAME /MESS のJavascriptにポートされたバージョンを使用しています。
貴重なソフトウェアとして保存するのが、いわゆる"Warez/割れソフト"ばかりになるのはなんとも皮肉な話です。それでも Internet Archive は貴重なソフトウェアをできるだけ忠実に "動態保存" し、ライブラリーを拡大したいとしています。そしてそれは Apple II ソフトが記憶の中だけのものとなることを防ぐことにもなっているようです。
ちなみに、Internet Archives は2015年初頭には MS-DOS ソフトの2400本を、今年2月にはWindows 3.1用のソフトを、ほかにも ATARI 用ソフトなどをブラウザー上で実行可能にして公開しています。