ZTEは、SIMフリースマートフォンの新モデル ZTE Blade V580を本日3月28日に発売しました。
市場想定価格が3万円を切る税別2万7800円という低価格ながら、5.5インチフルHDディスプレイに8コアCPU、そして通常ハイエンドスマートフォンに搭載されている指紋認証に対応した点が特徴です。なお当初3月25日発売予定とアナウンスしていましたが、本日にずれ込む形になりました。ZTE Blade V580の主な仕様は下記のとおりです
- MediaTek MT6753 64bit 1.3GHzオクタコアプロセッサ
- 5.5インチ 1920 x 1080 フルHDディスプレイ
- 2GB RAM
- 16GBのストレージ容量
- microSD外部ストレージ(最大32GB)
- 背面1300万画素カメラ
- フロント500万画素カメラ
- 3000mAhのバッテリー容量
- 本体サイズ/重量:77.2 x 155.3 x 8.6mm / 165g
- Android 5.1 Lollipop
ボディはメタリック調。画面は5.5インチとiPhone 6s Plusと同じ大型ではありますが、ラウンドシェイプを施したことで手に馴染みやすいとしています。本体サイズは77.2 x 155.3 x 8.6mm、重さは165g。バッテリー容量は3000mAhで、普段使いならば十分と言えそうです。
対応周波数はFDD-LTE:2100MHz(B1)/1800MHz(B3)/900MHz(B8)/800MHz(B19)、HSPA/WCDMA:2100MHz(B1)/800MHz(B6)/900MHz(B8)/800MHz(B19)、GSM:1900MHz/1800MHz/900MHz/850MHz。なおSIMスロットは2つ搭載し、スロット1はnanoSIM、2はmicroSDまたはnanoSIMとなります。
なお1年前であれば、2万円台のSIMフリースマホの価格相応スペックはHD液晶、1GB RAMなどでした。それがZTE Blade V580ではフルHD液晶に2GB RAM、指紋認証を搭載。低価格SIMフリー端末のスペックがこの1年で着実に向上していることが読み取れます。2万円台後半〜3万円台は売れ筋ラインでもあるだけに、新生活に向けて通信費を抑えたいユーザーのSIMフリースマホ入門機としても良さそうです。