アップルがiOS 9.3.1を公開。Safariなどでリンクを踏むとフリーズする問題を修正

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2016年04月1日, 午後 04:15 in bricked
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アップルが iOS 9.3.1 をリリースしました。9.3からの主な改良点は、ハイパーリンクをタップするとフリーズやクラッシュを引き起こしていた問題への修正。合わせて、iPad 2など一部機種では既に修正されていましたが、話題となったアクティベーション時に文鎮化する問題なども修正されています。

iOS 9.3 は、3月22日のスペシャルイベント「Let us loop you in」で発表。即日アップデート配布が開始されましたが、リリース後から現在のアップルはゴタゴタがつづいていた時期。代表的なところはもちろんiPhone SEをはじめとする新製品の発売ですが、iPhone ロック解除要請をめぐるFBIとの法廷での争いが意外な結果を迎えたのもこの期間内です。

そうした混乱が悪い面で反映されてしまったのか、iOS 9.3 にはインストールの際にアクティベーションの不具合が発生。iPhone 5s 以前や iPad Air 以前、iPod touch(第5世代) などといった旧機種を文鎮化する事態となり、わずか3日後に修正版の提供を表明する事態となりました。

さらに続いて、うまく iOS 9.3 をインストールできたデバイスは安心して使えるのかと思いきや、こんどは Safari ブラウザーなどでハイパーリンクをタップしても反応がない、フリーズ/クラッシュ状態になってしまうといった問題が発生。約一週間後には大きなニュースとなりました。

多数の発症事例があるものの問題の根源ははっきりせず、アップルは一時的に iOS 9.3 の公開を中止し、問題を修正した新ビルドの iOS9.3 を改めてリリースしていました。

こうしたiOS 9.3の経緯を本誌記事でまとめると、以下のような感じになります。ある意味で、今回どれだけ混乱していたかが見えるような頻度です。

アップルがiOS 9.3正式発表、無料アップデート開始中。1970年問題を修正、就寝前に画面を暖色系にするNight Shift搭載​ (3月22日)
iOS 9.3 がアップデート時の文鎮化問題で公開を一時停止、対策版を数日内に提供へ。OS X 10.1.4にも不具合​ (3月25日)
iOS 9.3でリンクが機能しない、またはクラッシュする不具合発生中。旧機種の文鎮化問題は対策発表済み (3月28日)

ただ、新ビルドの iOS 9.3 でも、アクティベーション時の問題こそ修正されていたものの、ハイパーリンクのエラーはそのままでした。このため、わざわざ問題の残る iOS 9.3 をインストールするよりは、すべての問題が修正されたバージョンを待つ道を選んだ人も多かったかもしれません。

 
そして今回アップルがリリースした iOS 9.3.1 の説明文にはただ1行、

Safariやその他のAppでリンクをタップした後にAppが応答しなくなる問題が修正されます

とだけ記されています。おそらくはその他の細かな問題も修正されているとは思うものの、今まで iOS 9.2 系列のまま、問題のない iOS 9.3 を待ち望んでいた人にとってはこの1行だけで十分なことでしょう。
 
 

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