キビキビ動くアプリの製作に。Android用入出力遅延測定ツール『WALT』をGoogleがオープンソース化

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2016年04月7日, 午前 07:00 in android
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David Paul Morris/Bloomberg via Getty Images

Google が、Android や Chrome OS のタッチ操作の応答性や、オーディオ機能のレイテンシーを測定するためのオープンソースツール「WALT」を公開しました。たとえばピアノアプリのような、タッチ入力を処理して即時に音声の出力が必要なアプリの処理の遅延時間を測定することができます。アプリ製作者、たとえば音楽制作に関連するアプリや、リズムゲーム(いわゆる音ゲー)、タッチ操作の正確性が要求される様々なアプリを製作する人にとって、アプリ内部での入力/出力に対する処理の遅さは致命的な問題となりえます。

またスマートフォンやタブレットに対応するDJミキサーやMIDI/オーディオインターフェース、楽器などのハードウェアメーカーにとっても、機器とスマートフォン/タブレットの間のどこに遅延要因があるのかを調べたい場面はありそうです。

WALTは、もともとは Google が Nexus シリーズや Chromebook シリーズの開発時に使ったツールで、タッチパネル入力~画面出力やオーディオ入出力のレスポンス遅延時間を測定する機能を備えます。
WALT を使ってテストをするには、アプリと Arduino をベースとしたテスト用ハードを組み合わせて使います。ハードウェアクロックによる同期機能があり、入力レイテンシーと出力レイテンシーを個別に1ミリ秒以下の単位まで測ることができるとのこと。
 
 
Google は、この WALT のアプリ部分を Google Play に無料で公開。さらにはGitHub にはこのアプリのソースコードや、基本的な測定用ハードの製作仕様、ブロックダイヤグラムなども公開して、誰でも自由に改変可能にしました。Googleは、WALT がアプリ製作者やハードウェアメーカーの製品の品質をさらに良くする手助けとなることを望むとしています。
 
[Images : David Paul Morris/Bloomberg via Getty Images, Google]

 

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