KDDIは、熊本地方の地震で被災したユーザーを対象に、10GBのデータ通信容量を追加すると発表しました。4月19日から一両日中に順次自動的に追加するとしています。対象は、災害救助法の対象地域に、「契約者住所」または「請求書送付先住所」のいずれかがあり、以下のデータ定額サービスまたは料金プランに加入しているユーザーです。



また対象地域において、地震発生日の4月14日以降にデータチャージを利用している場合、その分の利用料金は請求しないとしています。対象のデータチャージ利用料金は、4月14日以降でかつ10GB追加分までに限るとしています。

なおNTTドコモとソフトバンクは、災害救助法が適用された地域においてデータ通信容量を無制限としています。auが10GBに留める理由についてKDDI広報部は

災害情報収集等、緊急性のある、まさに必要な通信を重要視したいと考えているためです。 不要不急の通信を増やす形ではなく、お客様にとって重要な通信のニーズに応えるため、有限な通信リソースを共有し、必要な通信だけ利用していただく形としました』としています。

10GBでどれくらいのことができるかというと、「IIJの利用可能なデータ量の目安」によれば、YouTubeの標準画質の動画(360p)で約29時間の再生が可能です。動画に比べて遥かに容量の少ないテキストや画像コンテンツの閲覧には十分で、緊急性のある災害情報の収集には余裕があります。ごく一部のユーザーが限りある通信リソースを占有することを防ぐための措置としては合理的です。

災害救助法が適用されている地域は、4月18日20時現在で次の通りです。

【熊本県】
熊本市、八代市、人吉市、荒尾市、水俣市、玉名市、山鹿市、菊池市、宇土市、上天草市、宇城市、阿蘇市、天草市、合志市、下益城郡美里町、玉名郡玉東町、玉名郡南関町、玉名郡長洲町、玉名郡和水町、菊池郡大津町、菊池郡菊陽町、阿蘇郡南小国町、阿蘇郡小国町、阿蘇郡産山村、阿蘇郡高森町、阿蘇郡西原村、阿蘇郡南阿蘇村、上益城郡御船町、上益城郡嘉島町、上益城郡益城町、上益城郡甲佐町、上益城郡山都町、八代郡氷川町、葦北郡芦北町、葦北郡津奈木町、球磨郡錦町、球磨郡多良木町、球磨郡湯前町、球磨郡水上村、球磨郡相良村、球磨郡五木村、球磨郡山江村、球磨郡球磨村、球磨郡あさぎり町、天草郡苓北町