絶賛構造改革中の東芝が、4K液晶テレビの新製品 4K REGZA Z700X シリーズ / M500Xシリーズを発表しました。Z700X は最上位のZナンバーと全面直下型LEDバックライトなどプレミアムな中核モデル。M500X はHDRや多数のネット配信サービスなど最新規格・機能に対応しつつ、手頃な価格の普及モデルです。

M500Xの店頭予想価格は40インチ17万円前後、50インチ20万円前後、58インチでも25万円程度。4Kテレビが特殊な製品ではなくなった時代を象徴するように、40インチでは「4Kテレビ初」のホワイトモデルも用意します。
M500X と上位機種との主な違いは、バックライトに全面直下型(ローカルディミング対応)ではなくエッジ型(ダイナミックグローバルディミング対応)を採用すること、4K放送チューナーを内蔵しないこと、全録のタイムシフトマシンを内蔵しないことなど。

LEDパネルはVA方式 60Hz。 (最上位Z20XはVA方式ハイコントラストブラックパネル、本日同時発表の上位版 Z700X は IPS方式)。動画の残像軽減は「4Kダイレクトモーション120」(上位機種は「4Kクリアダイレクトモーション480」)。

レグザお得意のゲームモードは、約0.35フレーム遅延の「4Kゲーム・ターボ」を搭載。昨年のG20Xが対応していた「4K瞬速ゲームダイレクト」(約0.05フレーム)よりは落ちましたが、それでも0.5フレーム以下です。

映像エンジンは「4KレグザエンジンHDR 」。4K未満のコンテンツも4K撮影ソースに近づけるという超解像 4Kリマスターファイン、圧縮された色を再現する広色域復元、ダイナミックレンジの狭い非HDRコンテンツも推測で復元するアドバンスドHDR復元といった高画質化機能を備えます。


録画周りは、チューナーは地デジ x3、BS / 110度CSデジタル x3を搭載して同時録画に対応します。HDDは6TBまでを同時4台接続、8台登録。上位機種と違い全録のタイムシフトマシンは内蔵せず、HDMI / LAN接続のタイムシフトリンクで外付け対応です。

HDRフォーマットは、今年からリリースされる4KブルーレイことUltra HD Blu-rayや、Netflix、ひかりTV 4Kの4K HDR配信に対応します。



ネットワーク周りは、レグザの魅力のひとつであるクラウドサービス TimeOn にも当然対応。好きな俳優や選手、深夜バラエティからおすすめ大人アニメまで、キュレーションされたカテゴリを選べば一網打尽に番組が見つかり録画もできる「みるコレ」も存分に使えます。「みるコレ」について詳しくは、

東芝 片岡秀夫氏が語る新しいテレビと「みるコレ」

をどうぞ。「みるコレ」といえば今月のアップデートで 動画配信サービスのdTVに対応し、テレビ放送やYouTubeに加えてdTVの配信コンテンツも一覧して楽しめるようになりました。

最近はネット配信の増加でコンテンツが溢れるようになり、テレビ以外の機器でも視聴できるようになりましたが、どこに何があるのかわかりにくく、サービスごとに別の入口とインターフェースで繰り返し検索する面倒が生まれました。

腰を据えた鑑賞に向いた大画面テレビで、放送も配信もまとめて発見してそのまま見られる「みるコレ」は未来のテレビを感じさせてくれる機能。dTV以外の配信サービスともぜひ統合連携をすすめてほしいところです。





動画配信サービスはみるコレ統合を果たしたdTVのほか、Netflix、DMM.com、TSUTAYA TV、U-NEXT、アクトビラビデオ・フル、クランクイン!ビデオなどに対応。

ほかM500x独自の特徴としては、前面を向いた「クリアダイレクトスピーカー」を搭載。別売りのサウンドバー レグザサウンドシステムを併用する場合、テレビ側では高音域を同期して鳴らすシンクロドライブにも対応します。



4K REGZA M500x シリーズは6月出荷予定。昨年には「レグザはなくなるの?」と心配された東芝ですが、高付加価値モデルを中心に国内で開発を続けるとの言葉どおり、しっかり進歩を続けた製品で10周年を迎えることができたようです。