Android対応Pepperが開発者向けに7月より販売開始。Pepperを遠隔操作できるシステムも開発中

関根慎一 (Shinichi Sekine)
関根慎一 (Shinichi Sekine), @sekine_s
2016年05月19日, 午後 02:45 in android
0シェア
FacebookTwitter

ソフトバンクロボティクスは、人型ロボット『Pepper』をAndroidに対応させ、2016年7月より開発者向けモデルの先行販売を開始すると発表しました。

これに先立ち、5月19日より、Androidプラットフォーム上でPepper用のアプリが開発できるSDK「Pepper SDK for Android Studio」ベータ版の提供を開始しています。

また同日、ソフトバンク傘下のアスラテックからは、Pepperの遠隔操作システム『VRcon for Pepper』が発表されました。Pepperの胸部ディスプレイをAndroid搭載のモデルに変更し、Pepperが動作しているNAOqi OSと連携させることによって、Androidに対応させています。

Pepperの開発環境には従来より「Choregraphe」(コレグラフ)という簡易アプリ開発ツールが提供されてきましたが、Choregrapheで作ったPepper用アプリはAndroid対応モデルでも動作するとのことです。なおPepper自体については、従来モデルとAndroid対応モデルは別物として扱われます。

Android対応版Pepperの本体価格は税別19万8000円。基本プランは税別1万1800円×36カ月、保険パックが税別9800円×36カ月。36カ月間(3年)の総額は税別97万5600円。開発者向けということもあり、現行モデルよりもやや安価に提供されます。

アスラテックの VRcon for Pepperは、スマートフォン、タブレット、PCなどのブラウザやアプリケーションを経由して、インターネットに接続されたPepperを遠隔操作できるシステム。Pepperの物理的な動作に加え、カメラ映像やマイク音声の表示・再生も可能。Pepperに送信したテキストの読み上げにも対応しています。

また、VRcon for PepperにはWebRTC技術を用いており、遅延の少ない遠隔操作も可能としています。

アプリケーションとしては、Google Cardboard対応ビューアを利用した『テレプレゼンス for Pepper』を用意しており、視界制御、音声通話、音声による特定動作の実行などが可能です。


アスラテックでは、VRcon for Pepperを利用した自社開発アプリだけでなく、ほかのアプリ開発会社やシステムインテグレータと連携して、新たなアプリの開発に取り組むとの意向を示しています。

 

TechCrunch 注目記事新型コロナのソーシャルディスタンスを支援するビデオチャットアプリ8選

新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]

 

関連キーワード: android, asratec, pepper, SDK, softbank
0シェア
FacebookTwitter

Sponsored Contents