NVIDIAはゲーミング市場に向けて発売されたGEFORCE GTX 1080と未発売の1070による最新技術の紹介とゲームやVRなどが体験できる「NVIDIA Experience Center」をGrand Hyatt Taipeiに公開しました。
NVIDIAが実現する最新の技術とはどのようなのものなのか、GeForce Product ManagerのJustin Walke氏はEngadgetのインタビューにこう答えています。

「パワフルなグラフィックスが実現できるGeForce GTX 1080や同1070(未発売)によって、ゲーミングやVRはますますリアルな体験ができるようになります。今後はゲーム以外にも医療向けのトレーニングやバーチャルツーリズムといった分野への活用を見込むほか、離れた所にいる相手が目の前にいるようにゲームを楽しんだり、コミュニケーションできるようになる"VRソーシャル"と呼ばれる用途も盛り上がってくるでしょう」

会場には様々なVRが体験できるコーナーが用意されており、大勢の参加者がつめかけていました。

モノのインタラクションを伝えるための物理シミュレーションや、ハプティクス(触感)を伝えるための精度はVRのリアリティを高める上で重要になっています。会場にはNVIDIAのテクノロジーをつぎ込むとVRでどんなことができるかを紹介するVRゲームのお手本集ともいえる「FUN HOUSE」の体験コーナーがあり、水鉄砲を撃ったり、風船を割ったりする時の動きが忠実にシミュレーションされるだけでなく、水の冷たさや風船の弾力といった触感まで再現できることが紹介されていました。

NVIDIAでは開発者向けサイトでゲーム制作に必要なSDKやライブラリー、開発用ドキュメントを公開していますが、FUN HOUSEは誰でもプレイできるよう無料で公開されていて、そこで使われているソースコードもすべてオープンソースで公開される予定だということです。

「グラフィックスにリアリティさを追求することは感情へ訴えることにもつながり、ゲームやVRのクリエイティビティを高める上でますます重要になるでしょう」とJustin Walke氏は言います。



このほか、会場にはシューティングやアクション、ドライビングなどのゲームやHDR映像のテクノロジーを紹介するデモなどもあり、ゲームの中の風景を撮影する「ANSEL」のデモも行われていました。



海外ではゲームの中の写真を撮ることはそれを職業にするプロがいるほどメジャーなのだとか。そうしたプロでなければ難しかった匠の技を実現できるようにしたのがANSELで、プロが手間と時間をかけて作品を作る作業をワンアクションで"撮影"でき、記念にプリントアウトすることもできます。

また、アングルを変えたりフィルターをかけたり、高解像度な作品を作ることも自由自在であり、会場ではANSELのワークショップも開催され、人気を集めていたようです。

なお、NVIDIAは今月中にも秋葉原でイベントを開催する予定で、そこで今回展示されていたようなデモを体験できるかしれないということでした。