東芝が単眼レンズカメラで1度に撮影した画像から、カラー画像と距離画像を同時に取得できる撮影技術を開発しました。単眼レンズの工夫と画像処理を組み合わせることで高精度な距離検出を実現したとのこと。レンズ開口部分に水色と黄色を組み合わせた独自のカラーフィルターを装着することで、被写体までの距離に応じたボケや色ズレが発生します。このボケやズレを画像解析すれば被写体までの距離が画素毎にわかるという仕組みです。フィルターを使用しても画像劣化することがなく、レンズと画像処理による技術のため低価格なイメージセンサーでも実現できるというのが魅力と言えます。



被写体までの距離情報を記録できるものとして、1つのボディに複数のレンズを搭載した「ステレオカメラ」が従来よりありますが、本技術は1つのレンズで実現できるというのが最大の特徴です。また、動きのある被写体であっても精密に検出できるのが強みです。

東芝はカメラの小型化および画像処理の高速化を行ない、早期の実用化を目指しているとのこと。実用化されれば計測業務などもグッと効率的に進行できるのではないでしょうか。