macOS SierraもFlashを無効化。Safari 10ブラウザではユーザーが有効にするかを選択する方式へ

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2016年06月16日, 午前 07:30 in adobeflash
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アップルが、macOS Sierraが搭載するSafari 10のデフォルト設定でFlashを無効化します。ただし、もしFlashを使用しているページを開いた場合は、ユーザーに有効化するかどうかをたずねるしくみになっています。

SafariのレンダリングエンジンWebkitのブログによると、アップルはmacOS Sierraが搭載するSafari 10ではデフォルト状態でAdobe Flashを無効化するとのこと。

もしFlashを使用するサイトを表示した場合、Safariはユーザーに対して、Flashを有効化するかどうかをたずね、一時的に実行するかこのページでは必ず実行するかを設定できます。一方、FlashとHTML5両方が配置されたサイトの場合は基本的に後者を選択して表示します。ただこの場合も、ウェブページがユーザーにFlashとHTML5の選択肢を提示する設計であればそれに準じるようになっています。

これと同様の動きはすでにChromeブラウザーWindows 10 のEdgeブラウザーにも見られ、今秋以降はユーザーが明示的に支持しないかぎり主要なブラウザーでFlashが動かないということになりそうです。Firefoxは2015年7月にFlashプラグイン全バージョンの無効化を宣言しています(こちらも設定で使用可能)。

スティーブ・ジョブズがiPhoneのSafariへのFlash搭載を拒否してからすでに6年、ようやくPCブラウザーもこの秋から(ユーザーが求めないかぎりは)Flashを表示しないということで足並みが揃いそうです。
 

ちなみに、一足先を行くモバイル界隈では、WWDC 2016においてアップルがiOSアプリからのウェブアクセスは基本的にHTTPSを使用しなければならないと発表しました(アプリ内の設定で回避は可能)。

HTTPSは平文でコマンドを送受信するHTTP(Hypertext Transfer Protocol)の通信をSSL/TLSで暗号化するしくみ。最近はウェブサイトでもユーザーの趣味嗜好が追跡されるのを防止するなどの目的で、あらゆる通信をHTTPSとする流れが強まりつつあります。

なお、「SSLのページはアクセスが遅い」というのはいまや昔の話で、現在ではむしろSSL/TLS対応ページのほうが早くなっています。2015年に、Googleが開発するウェブアクセス高速化プロトコルSDPYをさらに改良したHTTP/2がRFC化(RFC 7540)されました。HTTP/2はSSL/TLSアクセスが標準であり、通常のHTTP(HTTP/1.1)よりも高速とされます。

記事執筆時点では、すでにGoogleやFacebook、Twitterなどといった主要なサイトはHTTPS化、HTTP/2対応を済ませています。また米国政府は.govドメインで提供するサイト全体を2016年中にHTTPSへ移行するとしています。
 
 

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