iPhone
iPhone 7がマイナーチェンジに留まるという噂はたびたび出ていましたが、海外の大手ニュースメディアWSJが事情に詳しい人物からの情報としてこれを裏付けました。これまでの2年ごとにiPhoneのデザインを全面的に変えるというパターンは破られ、見かけは現行のiPhone 6sとさほど代わり映えしないそうです。この秋に予定されている新型iPhoneは、2014年から引き続き4.7インチと5.5インチの2モデルのみ。今回の最も大きな変更点はヘッドフォン端子の廃止で、これにより本体はより薄くなり、耐水性能も向上するとのこと。

ライトニングコネクタは充電とヘッドフォンその他のアクセサリを接続する端子として兼用になるとか。今回の情報とは別に3.5mmヘッドフォン端子とライトニング変換アダプタを同梱するという噂もあるので、ヘッドフォンを丸ごと買い替えなくても済むかもしれません。

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なぜ2016年モデルはマイナーチェンジに留まるのか。先月、中国企業のエンジニアがアップルの重役陣とのミーティングでそう質問したところ、新たな技術の実装が間に合わなかったと回答されたと伝えられています。

そんなわけで全面的なデザインの刷新は、iPhone登場10周年に当たる2017年に持ち越しになるとか。端から端まで覆う有機ELディスプレイ(OLED)の搭載やホームボタンの廃止、ディスプレイにTouch ID内蔵などが予定されているとのこと。アップル製品デザインの総責任者ジョナサン・アイヴは、長年にわたってiPhoneの全面を一枚のガラスで覆うことを望んできたそうですが、ようやく希望がかなえられることになりそうです。

デザインの全面刷新はiPhone市場を大きく左右してきた過去があり、iPhone 5とほとんど同じ外見のiPhone 5sは売上が13%伸びたに留まったのに対して、大画面のPlusモデルが 登場した2014年には37%もアップしました。それを意識したのか、見かけがほぼ変わってなかったiPhone 6sと6s Plus発売のさいには「唯一変わったのは、そのすべて。」とキャッチコピーを打ったものの、「全然変わってない」と中国で訴訟を起こされたこともあります。先月ティム・クックCEOが「想像もつかない新機能」を予告していましたが、巨大な前ふりをどう回収するのか見守りたいところです。