英国のアーティストAxel Bluhme氏が、オルゴール風のリズムボックスXOXX Composerを公開しました。一般的なリズムマシンなどはボタンを使ってパターンを打ち込みますが、XOXX Composerは 縦に回転する8つの円盤に小さな鉄球をくっつけることで、それが発声のトリガーとなるアナログチックなしくみ。いくつもマグネットを並べていけば自然とリズムパターンができあがっていきます。円盤の円周は16分割で、x印のところにマグネットが埋め込まれています。ここに小さな鉄球を置いていけば、リズムパターンができあがっていくしくみです。円盤は8枚あり、それぞれが一つの音色を担当することになります。
 
 
本体には円盤ごとにセンサーがあり、円盤にくっつけた鉄球がその上を通過することでサウンドを発します。とはいえXOXX Composerは音源を内蔵していないため単独では音が出ません。動画ではセンサーからの情報をMIDI経由でMacに送り、ソフトウェア音源の音色を発声させています。よって円盤ごとの音色はソフトウェア音源から自由に選んで割り当てられます。

そのほかにできることといえば、トラック(円盤)ごとに備えられたボリュームスライダーとピッチのツマミを使って、一度構成したリズムにあとから変化をつけることぐらい。しかし、この単純さがかえってXOXX Composerの扱いやすさと親しみやすさになっているのかもしれません。

見た目の楽しさから、XOXX Composerを欲しいと思う人もたくさんいそうです。ただ、現時点ではこれをすぐに商品化する計画はないとのこと。とはいえ製作者のAlex Bluhme氏は「いずれはクラウドファンディングかなにかを使って商品化できればと考えている」と語っており、忘れたころにKickstarterあたりでひょっこりとキャンペーンを開始する可能性もありそうです。

ちなみに、現在のXOXX ComposerはMacと接続して本格的なサウンドを出せるリズムボックスとなっているものの、半年ほど前の段階ではリアルな物体を叩いて発音させるものも作られていました。