アップルが、iOS 10ベータ版およびmacOS Sierraのパブリックベータ版を提供開始しました。Apple Beta Software Program に登録すれば誰でもインストール可能で、大きく改善された最新OSを一足早く試せます。
 
iOS 10はiPhone 5以降 /iPad(第4世代)、iPad mini 2以降、iPad AirとiPad Proの各モデル /iPod touch(第6世代)で使用可能。

外観的にはロック画面やコントロールセンターが新しくなっており、「写真」アプリや「ミュージック(Apple Music)」に大幅な改良が加えられています。ほかにもSiriの高機能化、HomeKit対応のスマートホーム機器をまとめて操作するHomeアプリの追加や,3D Touch対応のさらなる拡大などが含まれます。

また「メッセージ」アプリは入力したテキストだけでなく写真や背景にまでわたる大量の効果が追加されて今風のチャットアプリに大幅進化しました。
 
 
一方、macOS SierraのほうはLate 2009以降のMacBook /iMac、2010年以降の MacBook Air /MacBook Pro /Mac mini /Mac Proが対象機種。

macOS Sierraでは、まずSiriが使用可能になるのが大きな変更です。これまではスタバでMacBookに話しかけながら作業をするのはちょっと変わった人だけでしたが、macOS SierraからはMacBookに話しかける姿こそデフォルトと呼べる世界がやってくるはずです。ただ、世間に「macでもSiriが使えるようになった」と広く認知されるまでは、多少は好奇の視線を感じるかもしれません。

ほかにも、Apple Watchを使った画面ロック解除が可能になったり、iCloudを使ったMac間のデスクトップ同期ができたりといった便利機能が追加されます。さらにiPad同様のピクチャー・イン・ピクチャー機能では、仕事中でもウェブサイト上のHTML5動画を単一のミニ画面で流して「ながら仕事」が可能になります。

なおiOS、macOSともに誰でも登録さえすれば使えるとはいえ、あくまで正式リリース前のテストとなるベータ版。すべての新機能が使えるとは限らないうえ、大事なファイルやデータが失われる可能性もないともいえません。それでも最新OSを速く試したい、バグをアップルに報告して貢献したいと思う人は、iTunesやTimeMachineでバックアップを確実にとったうえでどうぞ。

WWDC 2016で発表された、iOS 10およびmacOS Sierraの正式リリースはこの秋の予定です。