非接触で仮想キーボードを操作できるスマートグラス用UI。接触リスクのある業務現場での活用見込む

関根慎一 (Shinichi Sekine)
関根慎一 (Shinichi Sekine), @sekine_s
2016年07月14日, 午後 06:00 in ar
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NECは、スマートグラス内で使用者の前腕部に仮想キーボードを表示するインターフェイス『ARmKeyPad Air』(アームキーパッド・エアー)を発表しました。

仮想キーボード上の任意のキーに指をかざすことで入力を受け付ける業務用スマートグラス向けインターフェイス。2015年11月に発表したARmKeyPad(アームキーパッド)から非接触操作を可能にしたバージョンであり、物や衣服に不必要に触れられない無菌状態の現場などでの利用を想定しています。
旧モデルとの主な違いは、入力方法。旧モデルではスマートグラスと併用するスマートウォッチで腕に触れた際の振動を検知していました。今回発表されたARmKeyPad Airではスマートグラス上に表示されたボタン部分に合わせて指をかざすだけで入力が完了するため、スマートウォッチの装着を必要とせず、主に衛生上の理由から指先を衣服に触れさせられない業務や、腕にデバイスを装着することが望ましくない業務への対応が可能になっています。

新機能となる非接触操作には画像認識技術を使用しており、高速なフリック入力やキーレイアウトの変更も可能です。

NECでは想定する業務として、デバイスの装着により製品を傷つける可能性のある製品ライン、衣服への接触による菌の転移が課題となる食品加工プロセス、油などで手が汚れる作業現場、接触によって衛生面への影響がある医療現場などを挙げています。

仮想キー入力の特徴は、汎用性の高さ。文字やデータ入力のために別途デバイスを用意する必要がなく、ハンズフリーで作業を行えることから、音声入力が使えない騒音環境での使用や、入力が正確にできたかが即座にわからないジェスチャー入力と比べて利用できる現場の幅が広がります。
 
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関連キーワード: ar, AugumentedReality, keyboard, NEC, virtual
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