7月23日、世界一周をめざして世界各地を飛んだ太陽光発電飛行機 Solar Impulse 2 が、最終地点のアブダビへ向けエジプト・カイロから飛び立ちました。2015年3月に始まった旅も、何ごともなければ7月26日で完結します。Solar Impulse 2が旅の起点となったアブダビを飛び立ったのは2015年3月9日のことでした。当初は数ヵ月程度で世界を一周りする計画だったものの、天候やバッテリーの修理、機体整備などで予定は遅れ、最終的に1年と4か月を経てのゴールとなります。

中国・南京からハワイへ向かう途中では、巨大な嵐が行く手を阻んだため県営名古屋空港へ緊急着陸。そこで1か月を天候回復待ちと機体整備に費やしつつも、そこからハワイまでのフライトでは単独パイロットで連続118時間飛行という偉業をなしとげました

ただこのフライトではバッテリーなどの消耗も激しく、再び飛び立つまでに9ヵ月もの整備期間を要しました。その後は比較的順調にフライトを重ね、2016年6月には大西洋を横断してスペイン・セビリアにまで到達。この時点で全旅程の90%を消化するに至っていました。
 
 
Solar Impulse 2は現在も旅のスタート地点であり最終到達地のアブダビへ向けて飛行中です。離陸前、パイロットのひとりベルトラン・ピカール氏は、Solar Impulse 2の挑戦について「この冒険は現代の世の中にある様々な環境問題への挑戦でもある」とコメントしています。

下は、Solar Impulse 2最後のフライトのライブ映像。