NTTドコモは、2017年度3月期第1四半期決算説明会を開催。今年度内にLTEの通信速度を受信500Mbps超に高速化すると明言したほか、大人気となっている位置情報ゲーム「ポケモンGO」のキャリアへの影響などについても語りました。

LTEは年度内に500Mbps超へ

ドコモの2016年度第1四半期決算は、前年同期比で増収増益と好調。この要因について吉澤社長は、徹底したコスト効率化に加え、ドコモ光の契約者数増加などを挙げます。



また今後の通信サービスの強化については、現在Premium 4Gとして展開しているLTE-Advancedのデータ通信速度を、2016年度内に500Mbps超に引き上げると明言。これには、4つのアンテナで同時にデータを送受信する4x4 MIMOの技術を用いるとしています。また、根強いフィーチャーフォン需要に対応するために、いわゆる「ガラホ」と呼ばれるAndroidフィーチャーフォンのLTEモデルを今秋に投入すると明言。その際には『(ガラホ向けに)安く使えるしかるべき料金プランを用意する』(吉澤社長)と話します。

ポケモンGOがスマホ買い替えを促進?

7月21日に提供が始まった「ポケモンGO」についても言及。歩きスマホの危険性を強調したほか、ポケモンGOが比較て新しい端末でないと遊べないことから、ポケモンGOの登場が端末の買い替えを促進するのではないかという記者の質問に対しては「影響がでているとは聞いている」としながらも「具体的なデータは取っていない」(吉澤社長)と回答するに留まりました。なお、ポケモンGOによるトラフィックの量はそこまで大きくないとしています。


▲歩きスマホを注意喚起するドコモ吉澤社長

MVNOについては、転出の勢いは2015年度から変化がないとのこと。また、吉澤社長はMVNOに転出したユーザーについて「料金にセンシティブな方々」と発言。さらに、「我々は、dマーケットなどの自社サービスをしっかり使っていただける方を、お客様として維持したい」とも語りました。つまり、自社サービスをたくさん利用する"単価の高い"ユーザーを維持できればよく、低料金を重視するユーザーのMVNOへの流出はやむなしという従来の姿勢を改めて示した格好です。