Googleが、2016年末リリース予定のChrome 55でFlashしかない動画サイト以外ではHTML5をデフォルトで動作させると発表しました。また9月リリースのChrome 53からはバックグラウンドで動作し、全体の動作を遅くするFlashの読み込みもブロック対象に入れるとしています。Chromeはまだ完全にFlashをブロックするというわけではなく、やはりFlashを使うかどうかの選択肢はユーザーに残されます。しかし、GoogleはHTML5のほうが軽く、読み込みの速さやバッテリー消費などでもFlashに比べて有効だとしており、サイト制作側の移行も進んでいるとしています。

Googleはこの秋から主要なサイト以外でのFlashをデフォルトで無効化すると発表済みで、今回の発表はそれに念を押す格好となります。またChrome 53以降では、Flashを使ってバックグラウンドで動作するページ解析用プログラムなどについても、ページの表示とメモリー消費、脆弱性、そしてPCの動作を遅くすることを理由にブロックするとしています。

そして、2016年12月に予定されるChrome 55では、Flashしかサポートしない動画サイトでのみFlashをデフォルト動作させ、それ以外ではHTML5が使われるようになります。ただし、初めて訪れるサイトの場合は、Flashを使うかどうかユーザーに選択肢を提示するとのこと。

GoogleはFlashについて、早い次期にウェブでの体験をリッチなものにした功績をたたえています。そしてAdobeとも強く連携してウェブ標準であるHTML5への移行を推進していくとしています。