ローランドが、初のターンテーブル製品 TT-99 とDJミキサー DJ-99 を発表しました。往年の名リズムマシーンTR-909の発売33周年を記念した製品で、本体にはそれぞれTR-909風のカラーリングやロゴマークをプリント。世界で3000台、国内では各500台限定での発売となります。
TT-09
ターンテーブルプラッターはアルミダイキャスト、トーンアームはスタティックバランスのS字タイプを採用。天面の配置はほぼTechnicsのSL-1200と同一で、すでにSL-1200に慣れ親しんだDJでも違和感なくプレイに集中できるレイアウトとなっています。
大きさは幅450 x 奥行350 x 高さ150mm、重さは9.8kg。発売時期は12月。価格は4万円前後。
DJ-09
また、PC用DJソフトと連携するため、DVS(Digital Vinyl System)専用端子を備えたほか、各入力チャンネルには3バンドのイコライザーも搭載します。ヘッドホン端子は標準プラグと3.5mmステレオミニを両方備えています。
本体大きさは幅224 x 奥行306 x 高さ104mm。重さは3.3kg。こちらも発売時期は12月。価格は3万円前後です。
なお、ローランドは名シンセ再現のRoland Boutiqueシリーズ製品のひとつとして、TR-909のサウンドを完全再現したリズムコンポーザーTR-09も発表済み。TR-09は9月23日発売で、実売予想価格は約5万円とのこと。