米アマゾンが、テレビのHDMI端子に直挿しするストリーミング用端末Fire TV Stickの新型モデルを発表しました。3代目となる今回の製品では、価格を40ドルに据え置きながら、ボックスタイプのFire TVと同じ音声アシスタント「Alexa」に対応しました。ただ、4Kへの対応は見送られています。新しいFire TV StickはCPUがデュアルコアからクアッドコア(Cortex-A7 1.3GHz)となり、処理能力が30%ほど高速化。また、無線機能も802.11ac、Bluetooth 4.1 に対応しました。再生可能な動画ストリーミングフォーマットには、新たにH.265(HEVC)が追加されています。
Alexaに対応した音声入力を使えば、天気情報やスポーツの試合結果、映画やドラマのエピソードなども検索可能で、宅配ピザの注文にまで対応するとのことです。
残念なのはプライムビデオやNetflixなどが提供している4Kストリーミングに対応しないところ。とはいえ、そこまで欲しいのならボックス型のFire TVも充分に安価と言えるので、そちらを選択すればいい話かもしれません。
米アマゾンでは新しいFire TV Stickは9月27日より予約受け付けを開始、10月20日発送開始です。価格は39.99ドル。
下は仕様表(抜粋)
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