「実写の360°映像内を自由視点で歩き回れる」──そんなVR技術の実証事業をKDDIが開始しました。カラオケ・シダックス新宿歌舞伎町クラブにて、1時間600円で体験可能。コンテンツはアイドルグループ "マジカル・パンチライン"の撮り下ろし360°ライブなどを用意します。期間は10月19日〜11月18日まで。

実写のVR映像と言えば、これまでは自由に動き回れない「見るだけ」のVRがほとんどでした。

KDDI総合研究所では、複数のVRカメラで撮影した映像から、被写体(ライブ映像における人物)だけを抽出する技術を開発。これを3Dモデル化し、3DCGで制作したバーチャル空間と合成することで、実写の映像をもとにしながらも、歩きながら自由視点で楽しめるVRの実現に成功したとしています。

KDDIは本技術の実証事業のため、シダックスおよびポニーキャニオンと提携。ユーザーは10月19日から11月18日まで、カラオケ・シダックス新宿歌舞伎町クラブにて、同技術を使ったVRコンテンツを体験できます。料金は1部屋・1時間あたり600円で、別途カラオケルーム代が発生します。ルーム内にはVRマシンのHTC Viveが設置されており、下記内容のコンテンツを楽しむことができます。
  • 実在するアイドル「マジカル・パンチライン」(以下、「マジパン」) の撮り下ろし「360度ライブ」
  • ユーザー自身が室内を歩きながら多様な視点で鑑賞する「自由視点ライブ」と「自己紹介」
  • 「マジパン」とカラオケ体験
  • 「マジパン」とのバーチャル握手会

KDDIは「VRが次世代コミュニケーションとなる可能性を感じている」としていて、積極的にVR事業に取り組んでいます。今後は一般消費者向けに留まらず、BtoBtoCの分野でも積極的にVR事業の可能性を検討していくとしています。

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