広げると紙、丸めるとライト・額に汗してはたらくロボット・ジャーヴィスの声にダウニーJr.?(画像ピックアップ53)

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2016年10月16日, 午後 05:30 in agIC
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1週間のあいだに拾いきれなかったニュースを集めてお伝えします。今週は「ザッカーバーグのJarvis CV:ダウニー・Jr.?」、「広げると紙、丸めるとライト」、「額に汗してはたらくロボット」といったニュースをまとめました。

「アイアンマン」、ザッカーバーグ個人用AIアシスタントの"声"に立候補

Facebook CEOのマーク・ザッカーバーグは今年1月、2016年の目標として「映画『アイアンマン』に出てくるような、自宅のなかで機能するAIアシスタントを作ること」を掲げていました。そして8月のイタリア訪問中にはそれが家電製品の音声制御ができるようになったことを明かしていました。

その後も開発は順調なようで、ザッカーバーグは自身のFacebookアカウントにて、「うちのJarvisに声を与える時が来た。誰に頼めばいいかな?」と投稿。「ロバート・ダウニー・Jr.かベネディクト・カンバーバッチだね」というフォロワーのコメントに「それ、面白い!」と反応していました。(映画『アイアンマン』でJ.A.R.V.I.S.の声を担当しているのはダウニーJr.ではなくポール・ベタニーです)

すると、なにやら自分の話が出ていることに気づいたダウニー・Jr.の公式Facebookアカウントが「ベタニーが金を受け取ってカンバーバッチに投票するんじゃないかと思うと...ドキドキものだよ。だってそれはちょっと奇妙(STRANGE)だろ?」とカンバーバッチ主演のヒーロー映画『ドクター・ストレンジ』に引っ掛けて書き込みました。

これにはザッカーバーグのフォロワーたちも大喜びし、ザッカーバーグ本人も「現実味を帯びてきたね」と返していました。ダウニー・Jr.が本当にAIの声を引き受けるかどうかは不明ですが、こうした職種を超えた世界的セレブどうしのじゃれ合いは何とも米国らしい話です。
[Source : Facebook]


広げると紙、丸めるとライト

ソフトバンクが、試作段階の商品化支援プロジェクトStyle+にて丸めるとライトになる紙Paper Torch(ペーパー・トーチ)を発表しました。これだけではなんだかオカルト科学めいた話に聞こえてしまううえ詳しい原理の説明もありませんが、紙に電子回路を印刷する Printed Electronics 技術を用いているとのことで、クルリと巻くことで電気回路が構成されて発行する模様。Printed ElectronicsではLEDを紙に印刷する技術もすでにあり、Paper Torchもこれを応用したものかもしれません。
[Source : Softbank]

額に汗してはたらくロボット

もしSF小説で「そして農場ではロボットが額に汗して働いている」などという表現があれば読者全員から厳しいツッコミを受けること間違いなしですが、東京大学は汗をかきかき腕立て伏せに励むロボットKengoro(ケンゴロー)を開発しています。Kengoroは各可動部にモーターを使用していますが、腕立て伏せのような高負荷な動作をするときに発生するモーターからの熱を「汗」で取り除くしくみです。

といってもダラダラと表面に液体を流したのでは電気回路の故障が起きたりメンテナンスも大変になります。Kengoroの場合はその骨格部分を、NASAなどが開発に協力する多孔質アルミニウムの3Dプリント技術によって形成し、モーターがオーバーヒート気味になったときに骨格に液体を染み込ませ、その気化熱で体を冷却します。

汗をかくことで冷却機能を得たKengoroは、オーバーヒートすることなく11分間、腕立て伏せを継続できるとのこと。11分ってそんなにすごいのか?と、そこが特に気になってしまうものの、もう少し日常的な動作であればコップ1杯の脱イオン水で半日、もっと飲ませればさらに長時間労働も可能とのこと。ただ、扱う人の立場から考えると連続使用が可能な循環式冷却装置のほうが現実的かなという気はしないでもありません。

[Source : IEEE Spectrum]

火星生活に地球を思い出せるVRを

NASA、Smart Information Flow Technologies、そして8iが、火星へ向かう宇宙飛行士が単調な日々のなかで地球を思い出すことができるよう、VR技術を用いたビデオライブラリーの構築を検討しています。すでに、プロジェクトでは月面に降りたった宇宙飛行士バズ・オルドリンが火星について語るものからコミカルな風貌とパフォーマンス、ビートボックスの妙技で知られるレジー・ワッツのパフォーマンスなどが制作されています。

火星滞在シミュレーションプロジェクトHI-SEASでは、すでにこれらのビデオクリップを利用しており、2017年のHI-SEASシミュレーションではさらに著名人をフィーチャーしたVR映像を用意するとされています。

飛行士たちが火星へ持っていくVRライブラリーは、いま現在のとは違うものになるはずです。現在あるVR映像はGoogle Cardboardのような簡素なVRゴーグルでも利用できるものの、より完璧な「体験」を得るにはHTC ViveやOculus Riftが必要になるとのこと。
[Source : 8i]

脳内射出電極網

ハーバード大学の研究者チャールズ・リーバー教授らが、脳内に射出できる微細なワイヤーメッシュの研究を進めており、もうすぐ初の臨床試験を実施する見込みです。このメッシュは脳細胞に刺激を与えることでニューロンの活性化を促し、たとえばパーキンソン病のような病気の改善が見込めるかもしれないとのこと。

これまでも脳に電極を埋め込む治療は行われてきましたが、脳の深い部分に電極を挿し込む必要があったり、長期仕様のために外科手術をしなければならなかったりしました。バーバード大学のチームは、電極ではなく微細な導電メッシュを使えば網目に脳組織が入り込むことができるほか電源と制御系も一緒に埋め込むことで外部への信号線の取り出しが不要になったとのこと。

研究チームは、この微細メッシュはパーキンソン病などのほか、従来は薬物で症状を調節していた精神的な病の改善にも明るい未来を提供できるだろうとしています。ちなみに、もうすぐ実施予定の初の臨床試験はてんかんを患う人を対象とする予定。てんかんは国内でも最近、自動車運転中の発作がもとで歩行者を巻き込む大きな事故をおこす例がいくつかありました。患者への負担が少なく、しかも発作が出にくくなるのであれば、早期の実用化に期待したいところです。
[Source : MIT Technology Review]

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