周辺機器メーカーのゲームテックは、PlayStation VR(PS VR)用防汚マスク「よごれ防ぎマスクVR」を発売しています。価格は同社通販サイト「ゲームテックダイレクト」にて1296円(税込)。
防汚マスクというジャンル名通り、PS VRが肌に触れる部分の汚れを防止するためのマスクです。
2016年10月13日に発売されたPS4用HMD(ヘッドマウントディスプレイ)、PS VRは、ゴーグルのように頭にセットして使います。
ここで人によっては気になるのが、直接肌に触れる部分に汗や皮脂といった汚れが付いてしまうこと。とくに女性の場合、化粧でのファンデーションなどが付いてしまう可能性があります。
イベント会場などで借りるならともかく、自分のものにしたPS VRですから、ずっと綺麗に使いたいのが人情でしょう。そんな悩みも、「よごれ防ぎマスクVR」を使えば解決しそうです。
本製品は頭から鼻までを覆うポリウレタンのマスクで、PS VRを装着する前に被っておけば、皮膚から汚れが移ることを防止できます。伸縮性の素材を使ったフリーサイズで、洗えば繰り返し使うことができます。
さて、VRヘッドマウントディスプレイの汚れ対策用マスクは、本製品の他にも、不織布や合皮で作られたシートの「肌まもる」や、マスク形状の「ニンジャマスク」といった品が登場しています。前者はHMDのスポンジに貼り付け、後者は耳にゴム紐を引っかけて使うタイプと、実のところ装着方法もかなり異なります。
価格は「肌まもる」が3~5セットで2000円(税込)、「ニンジャマスク」が100枚で2980円(税込)です。
▲「肌まもる」はディスプレイ側に装着して使います
▲こちらは「ニンジャマスク」。口用のマスクと似た、耳にゴムを掛ける構造です
ここで購入時に一つのテーマになるのが、洗濯できる「よごれ防ぎマスクVR」と貼り替え可能な「肌まもる」、使い捨ての「ニンジャマスク」のどれを選ぶか、という点。
家に多くの友達が訪れる人や、VRの布教を考える人は「肌まもる」や「ニンジャマスク」。ほぼ自分のみが使う環境の人は「よごれ防ぎマスクVR」を選ぶのが良さそうです。
価格 | タイプ | 再利用 | 対応機種 | |
よごれ防ぎマスクVR | 1296円(1枚・税込) | ポリウレタンのマスク | 洗濯可能 | PS VR |
肌まもるWhite Edition | 2000円(5セット・税込) | 不織布のシート | 貼り替え可能 | Oculus Rift、GEAR VR。機種ごとに別商品 |
肌まもるBlack Edition | 2000円(3セット・税込) | 合皮のシート | 貼り替え可能 | Oculus Rift、GEAR VR。機種ごとに別商品 |
ニンジャマスク | 2980円(100枚・税込) | 不織布のマスク | 使い捨て | PS VR、Oculus Rift、HTC Vive、Gear VR、Google CardboardなどVR HMD各種 |
なお、ゲームテックもPS VRに貼り付けるタイプの「よごれなシートセットVR」を発売していましたが、こちらは「剥離する際に糊残りを起こし、更には製品の塗装にも影響を及ぼす可能性がある」ということで自主回収が行われています。買った人は忘れず手続きを済ませておきましょう。
なお、「よごれ防ぎマスクVR」はゲームテックのオリジナル製品であり、株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントのライセンス商品ではありません。予めご注意を。