アップルが自動運転車をあきらめたとされる有名極秘自動運転車開発プロジェクト Project Titan に、元BlackBerryのエンジニアを雇い入れたとBloombergが報じました。Project Titanは2016年初めにBlackBerryの自動車用ソフトウェア部門QNXのCEOダン・ダッジ氏を迎え入れていました。QNXといえば組み込み向けOSとして開発されていたリアルタイムUNIXとして覚えている人もいるかもしれません。QNXはその後ハーマン・インターナショナルが買収し、カーエンターテインメントやカーナビ用システム、カーテレマティクスシステムなどのベースとして活用され、RIM(BlackBerry)による買収後はスマートフォン・タブレット用OSとしても使われました。
 
 
Bloombergは、ダッジ氏が20~30名ほどの元BlackBerryエンジニアをBlackBerry本社にほど近いカナダ・オタワにあるアップルのカナタ・オフィスへ呼び寄せ、そこで自動運転用ソフトウェアの開発を加速させていると伝えています。

Project Titanは新製品開発を率いることに長けるボブ・マンスフィールド氏がトップに就任して、自力での自動運転EV開発を断念して自動運転システムの開発に舵をきったとされます。また現在はVR/ARの権威ダグ・ボウマン氏のチームが開発したVRシステムで室内シミュレーションを集中的に実施しているとも言われています。プロジェクトは2017年後半までに何らかの成果を出すことを求められており、自動車関連ソフトウェアの経験が深い元BlackBerryの人材補充はその切り札となるのかもしれません。