もう一つ特徴的なのはそのドア機構。マツダRX-8のように4枚のドアを備えており、シルエット画像を見る限り、前2枚はマクラーレンのロードカーのように、そして後ろ2枚はそのドアを前後を逆に取り付けたかのように、いずれも上方へと開く仕掛けとなっています。さらにFiskerによると、後部シートは十分なフットスペースを備えており、脚を伸ばした状態で着座できるとのこと。
現在のところEMotionはまだイメージ画像でしかなく、実車は存在していません。しかし、伝えられるところでは、2017年の中ごろにはカリフォルニアで、生産車両を公開する予定とのことです。
ハリウッドスターなど著名人が購入するなど順調なスタートを切りつつも、結果的に不運な運命を辿ったFisker Automotiveの遺産はこの夏、資産を継いだKarma AutomotiveがKarma Reveroを発表して復活しました。
今度は、アストンマーチンDB9やBMW Z8を手がけてきたHenrik Fisker本人が、EMotionを擁するFisker Incとして帰ってくる番です。かつてテスラモーターズのライバルとされたFiskerの名が、再びテスラの本命ライバルとして復活なるかに注目したいところです。
Technology & Emotions coming together in the Fisker EMotion. pic.twitter.com/jUfdK8aHU7
— Henrik Fisker (@FiskerOfficial) 2016年10月31日