フェスやコミケでスマホが繋がらない... を5Gで解決、ソフトバンクが大型イベントでMassive MIMO展開

最大128本のアンテナでユーザーごとに帯域を占有

小口貴宏(Takahiro Koguchi)
小口貴宏(Takahiro Koguchi), @TKoguchi787
2016年11月28日, 午後 04:00 in 4g
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ソフトバンクとファーウェイが大型イベント「グローバル・モバイル・ブロードバンド・フォーラム2016」会場に5G(次世代移動通信)の有力技術であるMassive MIMOを提供、ライブデモも実施しました。Massive MIMOは混雑時でもLTEの10倍に相当する、400Mbps/セルの平均スループットを叩き出すという技術。フェスやコミケなど、人が多く集まる場所での通信スループット改善に威力を発揮します。

5Gの技術要素を先取り

ソフトバンクが「5Gプロジェクト」と銘打ち4G(AXGP)エリアの一部から順次展開中のMassive MIMOは、大量のアンテナと特定の方向に電波を集中させるビームフォーミングなど5Gの技術要素を取り入れ、ユーザー1人1人に占有できる帯域を割り当てることが可能。通信が遅くなりがちだった駅や繁華街などの人が多く集まる場所でも快適なデータ通信を実現します。

▲従来のLTE基地局ではアンテナ数は2〜8本、Massive MIMOアンテナでは最大128本

▲Massive MIMOでは大量のアンテナとビームフォーミングの最適化により各ユーザーに安定した通信帯域を提供できる


▲大型イベントでありながら、1回線あたり約30Mbpsの平均スループット

今回ソフトバンクとファーウェイは、11月24日から千葉・幕張メッセで開催中の移動体通信に関連する展示会「グローバル・モバイル・ブロードバンド・フォーラム2016」において、このMassive MIMOのライブデモを実施。1500人以上の来場者に対し同時にハイビジョン映像やVR映像などの大容量コンテンツを転送しても、十分な速度が確保できたとしています。

具体的には、2.5GHz帯のTDD-LTE(AXGP)ネットワーク上で20MHz幅の周波数帯を利用し、1セルあたり最大620Mbpsのスループットを達成。また、平均でも混雑時のLTEの10倍に相当する400Mbps/セルのスループットを実現したとのこと。

ソフトバンクでは、全国の主要駅のほか、渋谷センター街、新宿歌舞伎町、東京ドーム、埼玉スタジアム、横浜スタジアムなどでもMassive MIMOを展開中。動画コンテンツが身近になり、20GBプランがスタンダートになるなど通信トラフィックが右肩上がりで増大するなか、基地局のキャパシティと周波数利用効率を改善できるMassive MIMOに注目が集まりそうです。
 

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