hue

フィリップス ライティング ジャパン合同会社は、生活リズムを光で調整できるスマートLED 照明「Philips Hueホワイトグラデーション」を発表しました。発売時期は12月中旬。

実売価格は、LED電球2個とネットワーク接続用ブリッジ「ZigBee Light Link」、Dimmerスイッチをセットにしたスターターセットが1万4800円、シングルランプ(LED電球単体)が3400円、Dimmer スイッチ単体が2800円前後。hue

「Philips Hueホワイトグラデーション」は、これまでの「Philips Hue」シリーズとは異なり、ブリッジを介さずに、付属の「ホワイトグラデーション シングルランプ(LED電球単体)」と「Dimmer(ディマー) スイッチ」だけで使用できます(ただし従来のHueシリーズと混在した状態で使う場合はブリッジが必要)。

スターターセットには「シングルランプ」と「Dimmer スイッチ」がセットになっているので、E26口金のソケットにランプを差し込むだけで、温かみのある白(2200〜2700K)から、スッキリ目覚めるような白(6500K)まで、幅広い4つの色温度設定を可能とします。ただし、

hue

続いて行われたトークセッションでは、コラムニストの山田五郎さんと、NPO法人睡眠文化研究会 事務局長の鍛冶恵さんにより、睡眠時間の移り変わりと現代人の生活リズムを整えるために、照明が照明が果たせる役割についてのトークが交わされました。

冒頭、山田さんは「眠らないことによって文明が興ったのではないか」と持論を展開。ラスコー洞窟の壁画について触れ、真っ暗な洞窟になぜ壁画が描かれたのか、野生動物から身を守ったり、調理のために火を使うようになり、それを照明に使うようになった時、文明が興ったのではないか? と「生活に必要のないことをやり始めるのが文明の始まりだった」と解説しました。

hue
また、「昔は不定時法という時間の計り方を使っていて、夏は昼が長く、冬は短い時間を採用していた」ことを紹介。「24時間できっちり時間を分割している現代人には信じ難く、不便に感じると思いますが、多くの文明圏で、長く採用されてきた」と話しました。

鍛治さんも、サーカディアンリズム(体内時計)について触れ「朝日を浴びると目が覚めて、昼間に明るい光を浴びることで暗くなったら良質な睡眠ができると、光を感じることが生活リズムと睡眠に直結している」ことを説明、現代人はパソコンやスマホを操作しているので眠くならないので、良質な睡眠に繋がらないという"文明による弊害"も指摘しました。

hue
これに対して山田さんは、電子書籍リーダーの壁紙とかをベージュ系にするなど「光の波長を睡眠を妨げない色にしている」と自分なりの対策を紹介。「逆に2~3行読んでるうちに寝てしまう」と効果をアピールしました。

室内の照明に関しても、照明器具を買う時は明るさで選ぶので最も暗い明るさを意識しない。そのために、トイレなどで起きた時に完全に目が覚めて再び寝付くのに時間がかかってしまう場合があるので、「Philips Hueホワイトグラデーション」の暖色で薄暗い最小限の明るさモードは、寝付くのに良いだけでなく、一時的に起きた時の手元灯り(足元灯り)に適しているのではと提案しました。

そして、色温度や光の強さが変えられる機能によって、良質な睡眠導入とスッキリした目覚めができるとし、灯りによって眠らないことで文明が興った結果、生活リズムが崩れてしまったが、今度は、文明の利器を使うことで生活リズムを整えて最適な状態で生活ができるようになるのではないかと締めくくりました。