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任天堂初の公式iOS向けゲームアプリ『スーパーマリオラン』配信を15日に控える中で、トレンドマイクロがこれに便乗した不正・迷惑アプリがAndroid端末向けに「進出」しているとして注意を呼びかけています。タイトルに「Mario」を冠するアプリが9000件以上も確認され、うち6000件は不正・迷惑アプリだと判定。これらはインドネシアなどアジア諸国からの検出が多く、日本からも検出が確認されたと報告されています。今月15日から配信スタートする『スーパーマリオラン』は、任天堂初の公式スマホゲームアプリ。つまり現時点で「マリオ」を冠したスマホゲームは本家マリオと無関係、ないしは任天堂のマリオを装った何かしら別の意図を込められたアプリと推測されます。その中で不正・迷惑アプリと判定されたものが検出された国別の比率は、次の円グラフの通り。
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これらの不正・迷惑アプリのほとんどは広告表示を行ってアダルトサイトに誘導したり、別の不要なアプリをインストールするよう利用者に促すもの。その例は2つ挙げられ、一つは「AndroidOS_Downloader.CBTJ」。

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このアプリを起動してもゲームはプレイできず、「アップデート」と称して不要なアプリを侵入させようとするとのこと。


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より悪質な例が「「AndroidOS_Dowgin.AXMD」。インストールすると実際にゲームがプレイできるものの、その裏ではポップアップ広告の表示や不要アプリのインストール開始など迷惑なふるまい。

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囮となったゲームも明らかに任天堂の著作権を侵害しており、二重の意味で悪質と言えそうです。
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こうした不正・迷惑アプリのほとんどは、海外のサードパーティマーケットで配布されています。Google Playなどの正規アプリマーケットでは国ごとのローカライズや環境整備により待つ時間があるため、公式より早く手に入れられる誘惑に負けるユーザーもいるもの。実際、『ポケモンGO』の際も同様の悪質な活動がはびこり、やはり警告が発せられていました。

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トレンドマイクロは被害を防ぐため、Google Playのほか、運営者がハッキリしていて信頼できるサードパーティマーケットのみ利用すること。そして悪質アプリが不正な活動をするためにはデバイスの管理権限が必要なため、そうした権限を要求された場合はアプリの内容に見合っているか確認するよう注意を促しています。

そもそもiOS版『スーパーマリオラン』は常時ネット接続が必要とされ、Android版もそうした仕様になる可能性が高いため、オフラインでの起動も確認するといいかもしれません。