Oculus Touchファーストインプレッション Oculus Riftがついに完全体に! :週刊VR情報局

Riftを持っていてTouch買っていない人はいませんよね?

ジャイアン鈴木
ジャイアン鈴木, @giansuzuki
2016年12月15日, 午前 11:30 in controller
0シェア

Oculus Rift用ハンドトラッキングコントローラー「Oculus Touch」の出荷が12月6日についに開始されました。Oculus Riftの発売が3月28日なので、実に8ヵ月遅れで登場したことになります。すでに「HTC Vive」や「PlayStation VR」のハンドトラッキングコントローラーでVRコンテンツを体験されている方は同意いただけるでしょうが、ハンドトラッキングコントローラーがあると、VR空間への没入感は段違いになります。

たとえ指の動きを再現していなくとも、VR空間の中に腕が登場し、実際の手首の回転とともにVR空間の手のひらが回転すれば、機械の腕だろうが、半透明の腕だろうが、自分のものであるように錯覚します。ハンドトラッキングコントローラーの有無でそれだけ没入感が違うのですから、Oculus RiftはOculus Touchによってついに本来あるべき姿になったと言っても過言ではありません。

さて、筆者の手元にも、Oculus Touchが12月10日に届きました。今回の週刊VR情報局では、本製品のファーストインプレッションをお届けします。

まずセットアップですが、HTC Viveに比べると容易です。HTC Viveは部屋の対角線上に2つのセンサーを設置しなければなりませんが、Oculus RiftでOculus Touchを使用する場合には、テーブルの上に2つのセンサーを設置するだけでOKです。Oculus Riftにはもともとセンサーがひとつ同梱されており、Oculus Touchにもセンサーがひとつ含まれているので、この2つを併せて使用するわけです。


▲HTC Viveは部屋の対角線上に2つのセンサーを設置する必要があります


▲Oculus Riftは机の上に2つのセンサーを設置するだけでOKです


▲Oculus Touchには、Touch Controllerが2つと、センサーを1つ同梱しています

セットアップが手軽なOculus Touchですが、トラッキングの精度はHTC Viveより不利。正面に2つのセンサーを設置するため、背後が死角になるからです。例えば振り返ってから腕を動かしても、正確にTouch Controllerをトラッキングできません。HTC Viveと同等、またはそれ以上のトラッキング精度が必要な場合には、センサーを別途用意する必要があります。

なおOculus Riftはセンサーを4台まで接続可能であり、5メートルの延長ケーブルを同梱した「Oculus Sensor」(9800円)が発売済みです。

セットアップは手軽ですが、設置条件はシビアです。まず、ふたつのセンサーは1~2メートルの距離を空けて設置しなければなりません。次に、プレイエリアを2×1.5メートルほど確保する必要があります。

この2つの条件を満たさなければ、セットアッププログラムが次に進みませんOculusが推奨するセットアップを完了できません。2×1.5メートルは意外と広いので、間取りや家具によっては大規模な模様替えが必要になります。
(2016年12月15日18時33分追記)プレイエリアを設定せずにセットアップを終了することは可能でした。お詫びして訂正いたします。


▲センサーはテーブルの上に置けますが、1~2メートルの幅を空ける必要があります


▲筆者の部屋ではギリギリ2×1.5メートルのスペースを確保できました

さて肝心のプレイ体験ですが、「Xbox Oneコントローラー」でプレイするのとはまったくの別物です。戦闘機を操縦するようなゲームであればXbox Oneコントローラーのほうが操作しやすいですが、銃を撃つ、刀を振る、弓を射るなどの操作はTouch Controllerの独壇場。ちなみに、Touch Controllerはボタンにタッチセンサーが内蔵されているので、手を開く・閉じるという仕草も可能です。

今回プレイしたVRゲームの中で最も深い没入感を感じたのが「THE CLIMB」。これまでもXbox Oneコントローラーでプレイできましたが、壁面の手がかりをつかみよじ登っていくというクライミングならではの動作は、Touch Controllerで操作することによって、さらに没入感を深くすることに成功しています。指の力が抜けてしまい、もう片方の手が岩を掴むことなく空を切る瞬間は、何度体験してもリアルな恐怖を感じるほどです。


▲両手を使うVRゲームとしては、フリークライミングほど相性のいいコンテンツはないでしょう


▲「Fruit Ninja VR」もお気に入り。しばらくプレイしていると汗ばむぐらい運動量が多いです

Oculus Storeに「Oculus Touch Title」として12月14日時点で並んでいるのは59タイトルですが、SteamでもOculus Touchに対応したVRコンテンツが配信されており、「VR」、「Oculus Rift」、「追跡されたモーションコントローラー」で検索すると、191タイトルが表示されます。

Oculus StoreとSteamで重複しているタイトルも多いですが、Steamにも魅力的なVRコンテンツが多数配信されているので、ぜひご覧ください。Steamはプロモーション動画も充実しているので、VRヘッドセットの購入を検討している段階でも参考になりますし、楽しめますよ。


▲Oculus Storeに並んでいるOculus Touch対応タイトルは12月14日時点で59タイトル


▲Steamには12月14日時点でOculus Touch対応タイトルが191タイトル掲載されています

TechCrunch 注目記事「新型コロナのソーシャルディスタンス(社会的距離戦略)を強力に支援するビデオチャットアプリ8選

関連キーワード: controller, OculusRift, oculustouch, VirtualReality, vr
0シェア