VRコンテンツはSSDとHDDのどちらに置くべきか?:週刊VR情報局

スピードと容量のどちらを選びますか?

ジャイアン鈴木
ジャイアン鈴木, @giansuzuki
2016年12月20日, 午後 03:00 in VR
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近ごろのゲーミングPCは、ストレージをSSD+HDDという構成で組んでいることが多いです。スピードと容量を両立するために、高速なSSDと大容量のHDDを組み合わせるわけですね。では、VR用アプリケーションはどちらにインストールすべきでしょうか?そこで今回マウスコンピューターから、SSDとHDDを搭載する「NEXTGEAR i650PA7-SP2」を借用し、SSDとHDDにVR用アプリをインストールした場合にどのくらい起動速度が異なるのかテストしてみました。スペックは下記のとおりです。なお、本製品は標準構成でメモリーが16GBですが、借用機では32GBに増設されています。

NEXTGEAR i650PA7-SP2
●G-Tune ●価格:20万2600円(税別)
OS:Windows10
CPU:Core i7-6700K
メモリー:32GB(DDR4 SDRAM PC4-17000)
SSD:480GB(6Gbps対応)
HDD:3TB(7200rpm、6Gbps対応)
GPU:GeForce GTX 1080
電源:700W



▲Core i7-6700KにNVIDIA GeForce GTX 1080を組み合わせた「NEXTGEAR i650PA7-SP2」は、ゲーミングPCとしてだけでなく、VR用マシンとしても十分なパフォーマンスを備えています

さて早速テストしてみましょう。今回「NEXTGEAR i650PA7-SP2」のSSDとHDDにそれぞれ「Oculus Rift」用アプリケーションをインストールしたうえで、「The Climb」の起動時間を計測してみました。下の動画がその結果となります。


▲「The Climb」の起動時間は、SSDが1分8秒42、HDDが1分21秒95でした

その差は13秒。文字にすると大きな差に感じますが、1分越えの13秒差は、体感的には誤差範囲だと言えるでしょう。


▲「CrystalDiskMark」で計測したSSDの読み書き速度


▲「CrystalDiskMark」で計測したHDDの読み書き速度

さて、VRアプリケーションをSSDとHDDのどちらに入れるかは正直悩みどころです。と言うのも、VRアプリケーションは容量がかなり大きいんですね。1GBを超えるコンテンツはざらにあり、「The Climb」は10.9GB、「EVE:Valkyrie」は16.4GB、「Project CARS - Game of the Year Edition」は21.6GBもあります。調子に乗ってVRアプリケーションをインストールしていたら、512GB程度のSSDならあっと言う間に満杯になってしまいます。256~512GBのSSDと、2~3TBのHDDを組み合わせたデスクトップPCを使っているのであれば、HDDにVRアプリケーションをインストールするほうが無難です。

もちろん予算に余裕があるのであれば、Cドライブに1~2TBクラスのSSDを搭載するのもよいでしょう。crucialの2050GB SSD「MX300 CT2050MX300SSD1」は実売価格6万円前後です。けっして安い買い物ではないですが、2TBの容量があれば、よほどお大尽的にVRアプリケーションを購入しないかぎりは、しばらく容量の心配をする必要はありません。


▲crucialの2050GB SSD「MX300 CT2050MX300SSD1」

なお、VRアプリケーションをSSDとHDDのどちらに入れるか悩まなければならないのは「Oculus Rift」のみ。「Oculus Rift」は初回セットアップ時に設定したドライブ以外に、Oculus Homeから入手したVRコンテンツをインストールできませんが、「HTC Vive」のメインプラットフォームである「Steam」であれば、VRコンテンツごとにインストールするドライブやフォルダーを変更可能です。


▲Steamは異なるドライブにコンテンツをインストール可能

つまり、Steamならアクセスの頻繁なコンテンツはSSDに、めったにアクセスが発生しないコンテンツはHDDにインストールするという使い分けができるわけです。

Oculus Homeで販売されているコンテンツのなかにも、Steamで販売されているタイトルが多くあります。両方で販売されているのであれば、少々管理は煩雑になりますがSteamで購入したほうが自由度は高いですね。また、Steamで購入しておけば、先々Oculus RiftからHTC Viveに乗り換えた際にも引き続き同じコンテンツをプレイできるというメリットもあります。
 
 

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