クリスマスを控えた12月16日、カナダ・ウェスタンオンタリオ大学のナノファブリケーション・ラボが、世界最小のスノーマンを製作しました。両手を広げて写真に写るその表情は楽しげで、こちらまで笑顔にさせられそう。しかしその大きさはたったの0.003mm、3ミクロンほどしかありません。

決して肉眼で見ることができないであろうこのスノーマンは、実際のところ雪でできているわけではありません。材質は二酸化ケイ素で、電子ビームリトグラフという手法を用いて、0.9ミクロンの球体を作りそれを3つ積み上げて作り上げられました。さらにその表情は金属の表面加工などに用いるイオンビームで形作られました。突起物となる両の手と鼻にはプラチナを用いています。

ちなみに2009年には、イギリス国立物理学研究所が当時としては世界最小の雪だるまを作っています。こちらは多さが0.01mm(10ミクロン)でした。それを考えると、今回の記録更新が2009年版にいかに大差をつけたかがよくわかります。

ただ、よく考えてみてください。0.007mmの差は、大差なのか、はたまた僅差なのか?だんだんと頭が混乱してくるかもしれません。

あと、もしこの写真を誰かに紹介するような場合は、絶対にイモ虫と言わないでください。言ったが最後、イモ虫にしか見えなくなってしまいます。