Masterが何者なのかは、国籍が英国だったこともありすぐにAlphaGoではないかとの憶測が出ていました。また中国紙などはMasterがAlphaGoの改良版で、覆面アカウントを使ってのオープンテストに臨んでいると伝えていました。
新浪でのアンケート https://t.co/xH3HDMHEL1
— tadc (@tadctw) 2017年1月2日
Masterは
1.AlphaGoのアップグレード
2.人間の棋譜を学習してないAlphaGo
3.ほかのAI
4.佐為
5.人間
Masterが現れたのは、Tygem(日本では東洋囲碁)およびFoxGo(同じく野狐囲碁)。年末の12月30日から明けて1月4日にかけて、世界のトップ棋士のアカウントを含む強豪たちに猛然と挑み、最終的に60戦負け無しというとてつもない強さを誇示しました。
1月4日、デミス・ハサビス氏はTwitterにて、Masterが改良版AlphaGoのプロトタイプであることを明かし、その実力をはかるため非公式なテストの場としてオンライン囲碁を使わせてもらったとしました。そして、すでに非公式テストは終了し「2017年後半には各囲碁協会の協力のもと公式戦に参戦することを楽しみにしている」、さらにテストの最後の相手だった中国の古力九段の言葉を引用し、「相互啓蒙の精神でもって囲碁の深淵に迫りたい」としています。
Excited to share an update on #AlphaGo! pic.twitter.com/IT5HGBmYDr
— Demis Hassabis (@demishassabis) 2017年1月4日
[Image : JUNG YEON-JE/AFP/Getty]