TIDAL、ハイレゾ音質ストリーミング「Masters」プラン開始。ワーナーや主要インディーズ3万曲を提供

もちろん、オーナーのジェイ・Zやビヨンセ、カニエらのカタログも

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2017年01月6日, 午後 06:00 in Services
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音楽ストリーミングサービスのTidalが、約1Mbpsでハイレゾ音質を伝送可能なMQAフォーマットを用いたプラン「TIDAL Masters」を開始すると発表しました。44kHz/16bit FLACを使う「HiFi」プラン登録者に対して、96kHz/24bitなどのハイレゾクオリティでの音楽ストリーミングを追加提供します。

TIDALが最初にMQA採用に向けて準備していることを認めたのはMQA発表から間もないCES 2015でのこと。当時のTIDALはCD音質ロスレス配信、要するに高音質さを売りとしていました。しかしその後ラッパーのジェイ・Zによる買収にともない、TIDALは大物アーティストらの役員登用、さらにそれらアーティストの独占配信といった話題性を利用する戦略に転換していきました。

ところが独占配信につられて有料会員になるユーザー数は期待したほどではなく、TIDALの赤字幅は拡大。一時はアップルによる買収の噂まで出る始末でした。

一方MQAフォーマットのほうに目を向ければ、爆発的な普及とはいかないものの、2015年1月にはオーディオ機器メーカーのオンキヨーがMQAの採用を発表し、MQA再生に対応するポータブルプレーヤーDP-X1を発売。2016年4月にはハイレゾ音源販売サービスe-onkyo musicでもMQAフォーマットを採用した音源の販売を開始して、何かと容量のかさばるハイレゾ音源コレクターに新たな選択肢を提供しています。
 
 
今回発表のTIDAL Mastersは、スタート時点で3万以上の楽曲をMQAフォーマットで提供するとのこと。レーベルについては現在のところメジャーはワーナーのみですが、TIDALオーナー(ジェイ・Z、ビヨンセ、カニエ・ウェスト、etc...)のカタログも取り揃えたほか、主要インディーズ・レーベルの一部作品もMQAフォーマットで配信するとのこと。もちろん楽曲は順次追加されます。

ソニーやユニバーサルのカタログが含まれないところは何とも惜しいものの、今後、それらメジャーレーベルもサービスに追加されるようなら、"音"にこだわるユーザーは無視できないサービスになるかもしれません。

ちなみに、TIDALは現時点で日本ではサービスを提供していません。今すぐではなくとも、いつか日本市場にも参入して高音質な音楽ストリーミングを提供してもらいたいものです。
 
 

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