ジェームズ・キャメロン、「SFの歴史と起源」に迫るドキュメンタリー制作を発表。AMCで2018年放送予定

空想科学はいまや空想ではなくなりつつあります

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2017年01月17日, 午後 12:45 in av
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映画監督のジェームズ・キャメロンが、SFの歴史を探求するドキュメンタリー番組を制作すると発表しました。「Story of Science Fiction」と仮題されたこの番組は6部構成で、2018年に米国のケーブルテレビ局AMCで放送の予定です。

ジェームズ・キャメロンといえば『殺人魚フライングキラー』...はホラーですが、やはり『ターミネーター』シリーズ、『エイリアン2』、『タイタニック』、『アバター』などを代表作とするSF映画監督。意外に日本のアニメにも詳しく、ギレルモ・デル・トロ監督はキャメロンに勧められた『機動警察パトレイバー』が『パシフィック・リム』に影響したと語っています

AMCで制作するドキュメンタリーは、各話の導入にひとつの"大きな疑問"を取り上げ、それに人類がどのようにして取り組んできたかを6つのエピソードで紹介します。各話では書籍にはじまりテレビ、映画、ビデオゲームなどの歴史を取り上げ、キャメロン本人やSF界の著名人が影響を受けた作品の良さ、意味、影響などについて語るものになるとのこと。

「私は子供の頃、カバーに宇宙船が描かれている本ならなんでも読みました。そして、『2001年宇宙の旅』を何度も繰り返して観た私は映画製作に携わろうと決めたのです」「SF映画の特殊効果に惹かれ、さらにその背後にあるものを考えるのが大好きでした」とキャメロン監督。

背後にあるものとは、SF作品には度々取り上げられる"世界の終わり"、"テクノロジーによる反乱"、"人間的であることの意味"などといったテーマのこと。キャメロン監督はシリーズを通して「これらのテーマからSFの起源へと迫ります。ジュール・ベルヌとH・G・ウエルズなくしてレイ・ブラッドベリやロバート・A・ハインラインは生まれませんでした、また彼ら無しでジョージ・ルーカス、スティーブン・スピルバーグ、リドリー・スコットはいなかったでしょう。私はSFを専門とする映画制作者として、アートが生命を模倣し、SFが科学を模倣する様を垣間見ることに非常に興味があります」としています。

AMC制作のドラマは日本でも各種動画ストリーミングサービスで配信されているため、ジェームズ・キャメロンの「Story of Science Fiction」も視聴可能になる可能性は高そう。本は読んでいなくても、ジュール・ベルヌやハインラインといった名前を見聞きしたことがあれば、充分に楽しめる内容となりそうです。
 
 

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