2月27日から3月2日までスペインのバルセロナで開催されたMobile World Congress(以下、MWC 2017)。今年の目玉の一つは、5G通信を活用したさまざまな関連技術です。

スウェーデンのエリクソンは、5Gネットワークによる遠隔運転デモを展示。会場から50km離れた場所にある車両を5G通信による遠隔操作で運転できるようになっていました。車両には3台の4Kカメラと振動センサーが設置されており、会場の運転席にリアルタイムに反映されます。5Gの大容量かつ高速の通信のおかげで遅延も少なく、違和感のない運転が実現しました。

MWCでのノキアは、フィーチャーフォン「Nokia 3310」の復活が話題となりましたが、5G技術によるスポーツ観戦のソリューションにも注目です。デモではFCバルセロナのホームスタジアム、カンプ・ノウを例に、99000人が集まる場所で火事などの問題が起き、人々が一斉に通信する状況になっても、緊急用の通信が安定して確保できるソリューションを公開。

MWC 2017は、このように5Gを活用した具体的な技術展示が増え、数年後の未来を先取りしたようなワクワク感を味わえた年でした。