2011年の巨大竜巻をスパコンで再現
ウィスコンシン大学マディソン校の気象学者が、2011年5月24日にオクラホマを襲った巨大竜巻をスーパーコンピューターを用いてシミュレーションし、映像として再現しました。データ解析に使用したのはイリノイ大学が所有するスーパーコンピューターBlueWaters。竜巻が発生した120 x 120 x 20kmの3次元空間を構築、それをおよそ18億4000万の区画に分割し、それぞれで風向 /気温 /気圧 /湿度 /降水量(雪・雹・雨)といった気象要素をシミュレートしました。
2万コアのスーパーコンピューターを約3日間フル稼働したのちに、できあがったのが上の映像。研究者は「竜巻を生産するスーパーセルと呼ばれる超巨大積乱雲の内部プロセスを可視化することができた」と説明、雷雨から非常に強力な竜巻が形成されるメカニズムを解き明かすために、この研究が役立つはずだとしました。
[Image : Cultura Science/Jason Persoff Stormdoctor]
[Source : Popular Science]
カラシニコフ、20トン級のロボット戦車を開発中
新型のロボット戦車もまた、Soratnik同様に自律走行システムと自動タスク実行機能を備えるものと考えられますが、機動性が重視される現代の戦闘シーンにおいてより標的になりやすい大型戦車の必要性がどの程度あるかには疑問も浮かぶところですが、カラシニコフは政府の支援を受けており、政府お墨付きということであれば開発に対する外部からの投資も受けやすいかもしれません。
[Image : Kalashnikov Concern]
[Source : Popular Mechanics]
グレートバリアリーフの運命は地球温暖化とともに
クイーンズランド州政府は、米サンフランシスコにあるユネスコを訪れ、世界遺産であるグレートバリアリーフを含む世界の珊瑚礁を保護することの必要性についてアピールをしました。
しかしThe Guardianによれば、同じころにオーストラリアとクイーンズランド州政府は石炭開発への支援策打ち出しとグレートバリアリーフ近辺の船舶運航ルート設定を推し進めており、珊瑚礁を本気で守る気があるのかどうかが疑問視されるところです。
[Source : Reuters/Centre for Marine Studies, The University of Queensland/Ove Hoegh-Guldberg]
[Source : The Guardian]
米、戦後の核実験映像数十本を公開
[Image : National Nuclear Security Administration / Nevada Site Office, via Wikimedia]
[Source : YouTube(Lawrence Livermore National Laboratory)]
Roscosmos、月面着陸に臨む宇宙飛行士を募集
ロシアは有人での月面着陸を2031年以降と見積もっていますが、テスト飛行は2023年から開始したいとしています。
[Image : Roscosmos]
[Source : TASS]