アップルがiTunes 12.6を発表、レンタル映画のマルチデバイス対応機能を追加しました。これまでは、レンタルした映画は基本的にそのデバイスでしか視聴できませんでしたが、今回のアップデートにより、PCのiTunesでレンタルした映画を、同じApple IDを使うiPhoneやiPadなどで視聴可能となりました。

これまでも、iTunesでレンタルした映画を他のデバイスで視聴できなかったわけではありません。ただ映画レンタルはダウンロードを基本としており、Mac/PCのiTunesで映画をレンタルした場合、それをiPhoneで見ようとすると、ダウンロードした映画ファイルをUSB経由でiPhoneに「転送」する必要がありました。また、他のデバイスに転送できるのはMac/PCだけで、iPhoneなどで直接レンタルした映画は他のデバイスに転送すらできませんでした。

そんな状況が、今回のアップデートによって他の動画ストリーミングサービスと同様、同じアカウントで紐付けられたデバイスならどれでも視聴できるようになるわけです。

もちろん、あるデバイスで途中まで見た場合、視聴地点も共有されるため、他のデバイスに切り替えた場合も、すぐに続きから視聴できます。

ただし、注意点がひとつあります。レンタル映画のマルチデバイス視聴機能はiTunes 12.6だけでなく、iOSや(Apple TVの)tvOSでも対応が必要です。そして現在のところこの機能に対応するiOS 10.3、tvOS 10.2はまだベータ版の段階。これらが正式に公開されるまでは、新機能はおあずけです。
[Image : Robert Galbraith / Reuters]