アマゾンCEOジェフ・ベゾス、韓国の巨大ロボットに乗る
米AmazonのCEOで世界第5位の大富豪ジェフ・ベゾスが、韓国で開発中の巨大ロボットMETHOD-2に登場しました。これはAIやロボティクス、宇宙技術開発に関する国際会議MARS 2017の会場でのできごと。ごきげんなベゾス氏はMETHOD-2の腕をひとしきり振り回してから「あれ?なんだかシガニー・ウィーバーになった気分だね」と会場を沸かします。
@JeffBezos "Why do I feel so much like #sigourneyweaver ?" @amazon#MARS2017#openpodbaydoors 😬🤓 pic.twitter.com/HRRzmQtZbh
— Caleb Harper (@calebgrowsfood) 2017年3月20日
[Source : Jeff Bezos(Twitter)]
この夏リリースのUnicode 10は48の絵文字を追加予定
2017年6月30日にリリース予定の、Unicode 10.0に追加される絵文字48種類が公開されました。新しい絵文字の多くは人物や衣類、動物、食べ物など。中には嘔吐する顔や脳ミソ、授乳中の女性などというものもあります。なお、EmojipediaではiOS風のサンプルを公開していますが、実際にiOSに搭載される絵文字がこの通りになるわけではありません。また絵文字は使用する環境によってデザインが異なります。
ちなみにUnicode 10.0には絵文字以外で変体仮名285種の追加や縦書きレイアウト対応なども盛り込まれる予定。企業や役所、司法書士事務所などでいちいち変体仮名を外字登録して使っていた人には朗報と言えるでしょう。
[Source : Emojipedia]
NASAのAIシステム、エチオピアの火山噴火を学者よりも早く発見・撮影
エチオピアで最も活発に活動するエルタ・アレは世界でも珍しい火口内に溶岩湖を称える火山です。今年の1月21日、このエルタ・アレ火口に亀裂が現れ、噴火の徴候が現れたため、火山学者がNASAに対して、地球観測衛星1号(Earth Observing-1、EO-1)を使った衛星写真の撮影を要請しました。
ところが、NASAはEO-1の活動を制御するAI自動化システムAutonomous Sciencecraft Experiment(ASE)によって火山活動を検知しており、要請が出されるよりも前に現場の画像を撮影し、地上に送信を終えていました。噴火の初期段階で地上の変化を感知した他の衛星がEO-1に情報を転送し、その場所の画像取得を実施したとのこと。
ASEは2003年にEO-1にアップロードされました。それ以来、EO-1とASEは12年の長きに渡って火山が噴出した溶岩の流れを捉えたり、火山帯からのメタンガスの漏出を監視したり、さらにはアマゾン流域で行われる植林活動の状況を追ったりといった実績を積み上げてきましたが、この3月いっぱいでその任務を終えることになっています。
[Image : NASA/JPL/EO-1 Mission/GSFC/Ashley Davies]
[Source : NASA]
Shaking Chains、デビュー曲のPVをYouTubeから自動生成
このビデオプロジェクトは、バンドでドラムスを担当するジャック・ハードカーがアルゴリズムを工夫して制作したもの。映像の選択には一定の検索ワードがある模様ですが、ハードカーはそれを明らかにするつもりはないとのこと。
[Image : AOL]
[Source : Midnight Oil Film]
銀河からはじき出されたはぐれブラックホール
NASAがハッブル宇宙望遠鏡を使用して、太陽の数百万倍はある超巨大ブラックホールがもといた銀河からはじき出され、はぐれてしまっている様子を観測していると発表しました。
ローマ・トレ大学のスレファノ・ビアンキ氏が算出したところによると、地球から3万5000光年離れたところある銀河3C186の中心にあるはずのブラックホールがはじき出されてしまうには、約1億個の超新星爆発に等しいエネルギーが必要とのこと。実際には2つの巨大ブラックホールどうしが合体した際に発生する重力波によってそのようなエネルギーが発生したと考えられます。現在、ブラックホールは時速750万kmで宇宙を移動しているとのこと。
[Image : NASA, ESA, and M. Chiaberge]
[Source : Habble Space Telescope]