Googleが、55インチ4Kディスプレイを備える会議用ホワイトボード、Jamboardの販売を開始しました。価格は4999ドル(約55万円)で、先に発売されたマイクロソフトの同種製品Surface Hub(55型)が8999ドル(約101万円)であることを考えると破格の安さです。

数人が集まってあれこれ交わした議論を書き残すホワイトボードは、現在も多くの企業でバリバリ現役のアナログツール。なかには書かれた内容をスキャンしてプリントアウトできる製品があったり、普通のホワイトボードの隅に取り付けて、会議内容を画像ファイルとして出力できるアタッチメントなども製品化されています。

一方、Jamboardの見た目はホワイトボードと言うよりは55型のタッチパネル搭載液晶ディスプレイ。しかしスタンドにはデジタルペンとイレーザーが置けるようになっています。

JamboardはGoogleのビジネス向けクラウドグループウェアG Suiteの利用が前提となっており、このサービスを通じてJamboardの画面とPC、タブレットやスマートフォンの画面を同期して書き込んだり消したりできます。もちろん書き込んだ内容は保存可能で、いったん別の会議にその場を譲ったあとに、もとの議事内容を呼び出して議論を続けることも可能。
タブレットやスマートフォンからも会議に参加できるということは、メンバー全員が会議室に揃う必要はなく、たとえば外出先から会議の経過をフォローしつつ、Jamboardに書き込むといった参加のしかたも可能。Googleのアプリに対応するファイルを呼び出すこともできます。

Jamboard間の同期もできます

注意点は、年額600ドルの管理費用がかかること。ただ、それでもSurface Hubに比べれば安いものかもしれません。

Googleのクラウドアプリをガッツリ使っている企業や職場ならば、Jamboardを導入することでさらに業務を加速させられそう、一方、外回りが主体の営業職などには、移動中などの一息つきたい時間にも容赦なく会議への参加要請が飛んでくることになりそうです。