活動量計「UP」のJawboneが会社清算。CEOらは新会社Jawbone Health Hubへ移行

医療分野に特化へ

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2017年07月7日, 午後 05:00 in Wearables
0シェア
FacebookTwitter
Hosain Rahman, chief executive officer of Jawbone Inc., speaks at a news conference during the 2015 Consumer Electronics Show (CES) in Las Vegas, Nevada, U.S., on Monday, Jan. 5, 2015. This year's CES will be packed with a wide array of gadgets such as drones, connected cars, a range of smart home technology designed to make everyday life more convenient and quantum dot televisions, which promise better color and lower electricity use in giant screens. Photographer: Michael Nagle/Bloomberg via Getty Images
一時は活動量計分野のトップランナーだったJawboneが、会社清算手続きを開始しました。すでに債権者には通知が届き始め、創業者でCEOのHosain Rahmanをはじめ、Jawboneの従業員の大半は新たなスタートアップ企業Jawbone Health Hubへ移籍したと伝えられています。

昨年、Jawboneは「革新的ウェアラブル製品の開発に全力を上げており、準備ができしだい新たな製品に関する情報をお届けする」としていました。しかしその後、方針を医療用ウェアラブルに切り替えたと報じられており、新会社がその開発を進める格好になりそうです。

またJawbone Health Hubは、既存のJawbone製品に関するサービスを引き継ぐ可能性もあります。2017年初頭からJawboneのサポートが機能していないとの情報も出ていましたが、本当に新会社がサービスを引き継ぐなら、いまだUPシリーズを気に入って使っているユーザーにはありがたい話です。

かつてはデザイン性が高く「軍用レベル」をうたうノイズキャンセル機能を搭載したBluetoothヘッドセットで人気を博し、Bluetoothスピーカーフィットネストラッカーという新ジャンルを切り開いたメーカーのひとつでもあるJawboneですが、いずれのジャンルもほんの数年で後発企業の(廉価な)製品が市場を埋め尽くすようになり、収益性を圧迫していました。

さらに最近ではライバルのFitbitとの間で互いに特許侵害や企業秘密盗用などの訴訟合戦を繰り広げており、こちらもまだまだ完全な沈静化には至っていません。新たな製品開発のために集めた9億ドルも底をついた結果、Fitbitが仕掛けた買収案件はその価値無しとして取り下げられたものの、両社の小競り合いは新会社への移行後もしばらく続くかもしれません。

ちなみに最近ではスマートウォッチBluetoothイヤホンなどに心拍計を含む活動量計機能が搭載されるようになりつつあります。FitbitはPebble買収を通じてスマートウォッチ製品の開発に注力しています
 
 

TechCrunch 注目記事新型コロナのソーシャルディスタンスを支援するビデオチャットアプリ8選

新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]
関連キーワード: business, Fitbit, gear, HosainRahman, Jawbone, wearables
0シェア
FacebookTwitter