モバイル機器向けアクセサリー会社のGameviceは、ニンテンドースイッチのJoy-Conが特許を侵害しているとして、生産と販売の中止および損害賠償を求め、米連邦地方裁判所に提訴しました。

訴えによると、Joy-Conが同社の着脱できるゲームコントローラーとデザインが酷似しているとのことです。JOY-CONJOY-CON
Gameviceが関わった「着脱できるコントローラー」製品は、2つのラインがあります。まず、2013年に発売されたコントローラー付きのAndroidタブレットであるWikipadがその一つ。ちょうどタブレットを左右のコントローラーで挟み込むかたちで、一見すればスイッチを思わせるデザインです。
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しかし、実際は凹型に真ん中がへこんだすき間に、タブレットをはめ込むスタイル。完全に左右のコントローラーが分離したスイッチとは違うとも思えます。

もう一つは、その後に発売された、他社製のスマートフォンやタブレット向けのコントローラー製品。こちらは上から見れば左右が分離しているようですが、背面にあるバンドで繋がっており、基本的な構造はWikipadと同じです。
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Gameviceは、これら2つを含む「Combination computing device and game controller with flexible bridge section」の特許を2015年に取得済み。

技術的に細かなことは不明ですが、「左右のコントローラーが本体を挟み込む構造」や「2つのコントローラーが相互に通信」という定義は、バンドによる有線とBluetoothによる無線の違いはあれ、Switchの概念と近い気がしなくもありません。

任天堂のゲーム機が訴えられることは、今回が初めてではありません。同社の携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」の裸眼立体視の技術がトミタ・テクノロジーズの扱う特許を侵害するとして提訴され、一度は敗訴。その後、逆転勝訴したことは記憶に新しいできごとです。

生産を続けても売上が好調、入荷即完売を繰り返すニンテンドースイッチ。まだ入手できてない人にはやきもきするニュースですが、冷静に推移を見守りたいところです。